ショパールのマイクロローター機の裏面は,女王のようだと思っている。
割り方の曲線などが,男性的な感じを与えない。
最近,国内で1860/2(ムーブメントは1.96)のWGが売り出されているが,130万円少々とそれなりな値段であった。とはいえ,価格に見合うだけの価値があることは保証できる。
パテックフィリップのマイクロローター機も非常に綺麗だが,色気という点ではショパールに劣後すると言わざるを得ない。このあたりはジュエラーと時計専業の差か。
手巻きについても割り方が特徴的だ。
とはいえ,ランゲ&ゾーネのカチッとした裏面も別の良さがある。
ただし手巻きの王となると,レベルソ サンムーン プラチナになるだろう。ケースの形と相俟って,男性的な力強さを感じる。とはいえ表面はシンプルで,裏面を見られるのは持ち主だけの特権だ。