ジャガールクルト マスタ-パーぺチュアルJAEGAR-LECOULTRE MASTRE PERPETUEL 140.640.806B(A) を入手した

何年か前から、ジャガールクルトのパーペチュアルカレンダーを探していた。

年次カレンダーの実物も店舗で見たりしていたが、パーペチュアルカレンダーのほうが私には魅力的。

さらにいうと、入手を目論んでいたのはプラチナ製の140.640.806B(A) 。

ルクルトのパーペチュアルカレンダー、ステンレス製はそれなりに中古市場に出回っていて150万円程度から入手可能だが、どうせ買うならプラチナ製が良い。

ただ調べたところ発売当時(1997年から1998年頃)250個限定、国内でも中古で販売された記録は5個しか判明しなかった。

とはいえ待っていればいつか必ず出てくるだろうと思って網を張っていたところ、思ったよりも早く入手の機会が訪れた。

chrono24でキーワードを登録していたところ、ドイツの個人出品者が2万ユーロで売却しているのを6月に把握。国内での過去の中古販売価格は200万円前後だったが、定価が375万円なのだから多少高くてもやむをえまいと思いその日のうちにメッセージを送った。

ただメッセージには最後に一言、「もしよかったら値段についてご検討いただけませんか」と添えておいたところ、1万6千ユーロで良いと返答があり、すぐに契約締結・代金支払い。

出品者は博士らしく、年齢もそれなりだったためかあまりchrono24の使い方がわかっていなかったようなので、こちらでいろいろとやり方を伝えて手続をして貰った。

なお売買時に個別に値段を変更することは可能で、かつ外には変更した値段が漏れない。しかし今回は販売者が普通に販売価格そのものを1万6千ユーロに変更してしまったため、変更後には何人かから購入希望のメッセージが届いていたようだ。

しかし「最初に連絡をくれたのはあなたなので、あなたと取引をします。」ということで無事に購入とあいなった。

説明には「未使用、付属品完備」とあったが、販売写真を見ると小傷はそれなりに見受けられたので未使用というわけではなさそうだ。ただかなり長期間、使用されていなかっただろうという形跡ではある。

プラチナ製なので、小傷は貴金属磨きで磨けば気にならない程度になるし、そもそも25年前の時計なのだから多少の使用感があって当然だろう。

なお保証書と箱は付属していたが、箱は合皮であるためかなり劣化が進んでいた。とはいえ25年前の箱と保証書を保管していたのだからきちんとした方なのだろうな、という推測がされる。

メッセージで雑談的な話もしたのだが、販売者の博士曰く「息子たちは機械式の時計に興味がないので処分することにした」とのことであった。少し古い時計については、所有者がコレクションを整理するタイミングで世に出てくるので、必要な資金を保持した上で気長に待てばいつかは入手可能だろうとは思う。

この時計は文字盤の色が深みのあるブルーブラック、時計のサイズも37mmと極めてちょうどいい。

ハンターケースとなっていて、限定250個の刻印付き。

私はプラチナ製を探していたが、ステンレスモデルのほうが普段使いには使いやすいだろう。WG製も見かけることもあるが、現時点ではなかなか良い値段になっているので、どうしても貴金属でないとという向きにだけ進められるという感じか。

なお現在国内で見かけるマスターパーペチュアルカレンダーは、一世代新しい径39mmのものになる。37mm径のマスターパーペチュアルカレンダーが欲しい場合には、chrono24を探してみるか、出てくるまで待つかという選択になろう。

BLANCPAIN ブランパン Fifty Fathoms Bathyscaphe フィフティ ファゾムス バチスカーフを購入した

先日からドレスウォッチではない、夏季または週末に気軽に使える時計を探していた。

100万円前後で38mm前後、ベルトはメタルブレスか非革製。

条件を設定して文字盤などの好みで選別したところ、BLANCPAIN ブランパン Fifty Fathoms Bathyscaphe フィフティ ファゾムス バチスカーフが候補となった。

現時点での定価は約110万円、伊勢丹で株主優待を使えばほぼ100万円となる。

楽天で過去の販売記録を調べたところ、ブルー文字盤で中古を含めると85万円前後が底値。

先月までは新品が中野の並行ショップで90万円程度で出ていたので、タイミングを見て購入しようと考えていたところ販売済みとなってしまった。

その後Chrono24で調べてみると100万円程度が底値で、個人輸入すると消費税が加算されるため伊勢丹で買った方が安くなってしまう。

これは伊勢丹で買うしかないか、と思いながらいろいろと検索してみると、コミット銀座で未使用に近い中古品が85万円で販売されていたのを見つけて、すぐに発注した。

www.commit-watch.co.jp

ブルーの38mmバチスカーフの型番はRef.5100-1140-O52Aなのでこの型番で当初は調べていたのだが、コミット銀座の上記商品説明ではRef.5100-1140-052Aと型番をミスして記載している。

そのため型番では検索に引っかからず、安価でありながら残っていたのかもしれない。

コミットでこの商品より前に販売していたブルーのバチスカーフの型番記載は正確だったので、ちょっとしたミスなのだろう。

とはいえこういうエラーを拾って購入するのも一つの楽しみではある。

ペリカンのケースが外箱として使われていて、なかなか面白い。

2018年初出の少し時間がたったモデルではあるが、海外ではかなり評判が良いとのことであった。

実際に文字盤は派手ではないが光の加減で表情が変わり、とても綺麗。

サンレイ仕上げの文字盤はたいへん発色が良い。

文字盤の形状もなかなか凝っている。

ミニッツマーカー部分は窪んでいて、ミニッツマーカー内周から膨らみがあるボンベ文字盤となっている。

4時半位置にあるデイト表示が気になるかと思っていたが、実物を見るとそれほど気にならない点は良かった。

サファイアガラスがわずかに中央に向かって膨らんでいるのがわかるだろうか。

時計の厚さは10mm少々で、スーツであっても袖口の邪魔にならない適切なサイズ。

ストラップは裏がラバー、表がセイルキャンバス。ラフに扱っても問題なさそうだ。

ローターはプラチナコーティングされているので、ゴールドローターに慣れた身からするとやや地味か。

とはいえ水準以上の仕上げではある。

またシリコン製ヒゲゼンマイが使用されているので、耐磁性能が高いのも使いやすいポイント。

回転ベゼルも小気味よくカチカチと回り、スーツにもよく似合う。

ブルーとグレーがあるが、好きなスーツの色にあわせて選択すると面白いかもしれない。

GW中に靴を磨いた

靴を買ったはいいが、履かないままになっているものもでてきてしまっていた。

また痛みが気になる靴もあったので、GW中にまとめて手入れをした。

JohnLobbのCity2、靴紐にはあまり蝋が塗られていないのか割と傷みやすい。

純正の靴紐の値段は1000円で、数セットを自宅に保管しているので交換した。

とにかく黒靴だけでも30足以上と多いので、馬毛ブラシで汚れを落とす→クレム 1925で磨いて古いクリームを落とす→馬毛ブラシをかける→M.MOWBRAYのクリームで磨く→馬毛ブラシをかけると手際よくやっても3時間ほどかかった。一足5分程度でも数が多いので総時間はどうしてもかかってしまう。

靴磨きについて以前はいろいろとやり方を研究したり試したりしてみたが、そこまで影響が出るものではないし、数が多くなると短時間でシンプルかつ十分な効果が出る方法でいいか、となりがちではある。

クレムは今回の手入れでなくなってしまった。布は使用しなくなった食事用の布ナプキンか、シャツオーダーの際に渡されるシャツの端切れを使用している。計算上は一ヶ月以上毎日履き替えすることになるので、再度の手入れはしばらく先になるだろう。

パテックフィリップ ノーチラス 5711/1A-001のベゼルを交換した

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大きいほうのノーチラス,以前の持ち主が丁寧に扱っていなかったのか,傷がひどくて磨いても取り切れなかったとおぼしき穿孔がベゼルにいくつか残っていた。

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それと状態の良い小さい方のノーチラスと比較すると,ベゼル側面の角が落ちてしまっていた。

ちょうどノーチラスのメンテナンス期間にも到達していたので,ベゼル補修について相談したところ,パテックフィリップジャパンでスイス本社送りという判断となり,しばらくスイス本社で修理となっていた。

実はベゼル交換で100万円という記事を読んだこともあり,費用はそれなりに嵩んでも仕方ないかと思っていた。

onbehalf.jp

持参した店舗でもまずベゼル交換の希望は受けるが実際にやるかはパテックフィリップの判断になる,金額については見積もりが出ないとなんともわからないということだった。いくらか費用がかかってもこの機会にやってもらったほうがいいだろう(既に廃盤になることは決まっているので,時間が経つと修理費用が高くなっていく可能性が極めて高い)ということで,見積もりを依頼。

8月に時計を持ち込み,パテックフィリップジャパンからスイス本社送りの判断となり,12月末頃に完了すると言われていたが,一ヶ月ほど早く返却された。

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ベゼル側面はきちんと角が立ち,表面は当たり前だが傷一つない。ほぼ新品に近い状態になって戻ってきた。

さて気になる費用だが。

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ベゼル交換の際には,オーバーホール料金とケース・ブレスレット仕上げはどちらも必須となるようだ。ベゼル交換した後にケースとブレスレットのヘアライン調整が必要になるので,実質的にセット料金になっているという理解で良いと思う。

ブレスレットピン・チューブ費用を除くと315,700円。定価300万円の時計としては妥当な値段ではなかろうか。前述した「ベゼル交換100万円」は,古い3700の場合であるためなのかもしれない。

なお,ロイヤルオークのステンレスモデルでベゼル交換を希望した場合,25万円~30万円弱程度の費用がかかるようだ。これはオーデマピゲジャパンのサービスセンターで直接聞いたので間違いない。ただ時価的な部分もあり,今後価格は変動するかもしれないとのことであった。