10月にオーダーしていた時計ベルトが完成したと連絡を貰っていたが,なかなかいけずにいたところ12月になってしまった。
古い時計ベルトはカミーユフォルネのものだが,裏のラバーが加水分解でボロボロになってしまっていた。
それとパテックフィリップ5134Gのほうは,カミーユフォルネのベルトなのだが,なぜか時計のラグ内幅よりもベルトの方が少し短くて隙間が空いていた。ラグ内幅が19mmのようなので,18mmのベルトを当時は渡されたのかもしれない。
並木通りを抜けて,ジャンルソーへ。
裏地のラバーは,縫い目もカバーするよう前面接着仕様。革ベルトの厚さや丸みなどは,もともとついていたベルトを持参しておけば元のベルトを参考に作成していただけるので変にイメージが崩れることもない。
一回だけ寸法が違っていたことがあったのだが,最優先で再度作成していただいたこともある。人間たまたまということはある。またこれまでのオーダーではいつも満足していた上,今すぐその時計を使う必要もなかったのでゆっくりでいいとは言ったのだが,きちんとリカバーしようとする姿勢はありがたい印象だった。
今回のオーダーも非常に綺麗に作製されており,大変結構。時計の数が増えたのでベルトが傷むまでの期間は長くなっていくだろうが,傷んだところで定期的にオーダーをしていくことになるだろう。