先日,青文字盤のショパール 初代LUCを購入し,ジャンルソーでベルトをオーダーした。少し行き違いがあって再作製することになったのだが,思ったよりもかなりライトブルーの革を選んでしまったようだ。
グレーのスーツのときにライトブルーのドットタイをあわせて,紺のスーツの時には紺のドットタイをあわせているが,ライトブルーの時計ベルトだとグレーのスーツのときにしかつけられないのではないかと思ってしまった。
かといって青文字盤に黒革というのも,とつらつらと考えていたのだが。
本末転倒な気もするが,黒文字盤に黒革ベルトをあわせればいいだろう,ということでChoprd ショパール L.U.C QualiteFleurier カリテフルリエ 16/1896を入手した。
かなり大きな段ボール箱で届いたのだが,中身を出しても大きな箱で驚いた。これを店頭で渡されても正直かなり困ると思う。
39mmはそれなりなサイズだな,と感じる。ノーチラス5711の縁なしベゼル部分のみが39mm,ランゲ1・エクストラシンが39mmクラスである。先日購入した1815もかなり近いサイズだ。
3針だとうまく作らないと文字盤が間延びする。そのこともあり,膨張色の白文字盤は避けて黒文字盤にしたが,これで正解だと思う。39mmあってベゼルがロイヤルオークのように太くない場合は,ランゲ1のように構成要素が多くないとどうも締まらない。
午後からウェビナーに出るため出張だったので,箱は仕事場において時計本体だけ荷物に入れて自宅に持ち帰った。
やや傷が目立つ個体だったので,無印の金属磨きで丁寧に磨く。音楽でも聴きながらしばらく磨けば,新品のように綺麗になる。時間をかけて手を入れれば結果が出るので,大変結構。
兄弟機といえばそうなのだが,37mmはやはりサイズ感が良い。たぶんラグ側のベルトが18mmで,時計のサイズがほぼ倍なのもバランスの良さに一役買っているように思う。
L.U.C QualiteFleurier カリテフルリエもラグ側のベルトが18mmなのだが,なんとなくベルトが小さい,もしくは時計が大きく感じる。
といってもこれはこれで「良い顔」であることは間違いない。日付がない分すっきりしている。また針とインデックスの夜光が気になるかなと思っていたが,実物は良い感じにまとまっている。
ムーブメントは比較したところ,L.U.C QualiteFleurier カリテフルリエのほうがサイズアップしていて微妙に違いがある。ムーブメントの改良はカリテフルリエ基準に適合させるためということもあるのかもしれないが,型番も初代から変更されている。しかし生産数も各色限定250本なのに,気合いが入りすぎている気がする。時計が好きな人間としては,こういう時計の方が好きになれるが。
バックルが尾錠なので,Dバックルを別途手に入れる予定である。Dバックルを入手しベルトをオーダーしてから使い始めの予定だが,暑さも酷いので秋以降になりそうだ。