LG Stylerを購入してしばらくたつが,毎日使っている。
以前は霧吹きを使って服の手入れをしていたが,今はStylerに入れてスタートさせるだけで皺や匂いがとれるので,大変便利。
しかし,先日からスタートさせようとするとE3というエラーを出して止まってしまうようになった。実は購入直後にもE3エラーが出たことがあったのだが,そのときは電源を一度切ってスタートし直せば動いていたため,そのままにしてしまっていたのだ。
今回も電源を切って再スタートさせてみたりしたが,どうやってもE3エラーで止まってしまうようになった。スーツを含む服の手入れに必要不可欠な機械なので,使えないとかなり困る。ということでLGに修理依頼。
こちらでアカウントを作ってログインすると,修理の希望日も設定できる。これは便利と思って,機種名とE3エラーであることと修理希望日(土曜)を登録したが,その後が問題。
まず,修理希望日を登録したのにメールも電話もしばらくかかってこなかった。どうしたものかと思っていたが,修理希望日の二日前くらいにサポートセンターから電話があり,「修理に行く人間から電話させます」と伝えられた。これは修理希望日には修理できないだろうな,と思っていたが,翌日(修理希望日前日だ)に修理担当者から電話があり,「部品を取り寄せないと修理できないので,取り寄せに一週間かかる」とのこと。
早くしてくれとは思ったが,時間がかかるものは仕方ないので再度の電話を依頼。
修理希望日の一週間後に,「部品が来たのでいつにしますか」と言われたが,翌日の土曜日は無理なので来週の土曜日に設定(これで修理希望日の二週間後)。
翌週の木曜日に再度電話があり「取り寄せる機種の部品を間違ったのでもう一度取り寄せます,一週間かかります」とのこと。サイトで機種名登録して修理依頼することとの連携はまったくとれていないのか…。最初に機種名とエラー内容を登録させる意味があるのだろうかとさすがにがっかり。修理希望日の三週間後に部品がきてから,ようやく修理日を設定したので,またここで一週間の時間が必要になった。
結局,修理希望日の一ヶ月後にやっと修理の方が来て,修理完了。3時間ほどかかり,メインボードの交換などで修理費用は3万8000円程度だった。
国内家電メーカーだと各地にサービスセンターがあるのでしっかりしている。シャープのドラム式洗濯機の修理のときは,ネットで修理日予約したらその日に担当の方がきちんときて今回のようなグダグダな感じはなかった。海外メーカーはアフターサービスがどうしても弱くなるのだろうな,という印象だった。
機械自体は大変便利なので,もうちょっときちんとしてくれるだけでいいのだが。
とはいえ,Stylerが使えない間は以前のように霧吹きを使って手入れをしたのだが,これが時間も食うし手間はかかるしで,買う前はこんなことを毎週やっていたのかと信じられないレベルだった。機械が適切に処理をしてくれて,人間の時間をとらずに結果を出すのはやはり偉大である。
さて,Stylerは私の購入当時は21万円といいお値段だったが,現在は新型が15万円程度と買いやすくなったようだ。
型落ちのブラウンだと,12万円前後で購入できるようだ。
服の手入れをする習慣があるのであれば,買って間違いのない機械である。よれよれのスーツでは,うまくいくビジネスもうまくいかなくなってしまうのだから,必要な投資といえるだろう。