時計のうち,三年ほど経過した時計をメンテナンスに出した。
ムーブメントが故障した場合には,おとなしくメーカーにメンテナンスを依頼するべきだ。
しかし,分解洗浄および機械油の再注油のみであれば,メーカーに出さなくても良いだろう。
今回は,パテックフィリップの年次カレンダーとランゲ1のメンテナンスを依頼した。
年次カレンダーの調整に少し手間取ったとのことで,期間は一月少々ほど。この程度の費用は必要な費用としてやむをえない。
相当額の機械式時計は,買っただけでは終わりではない。あからさまにムーブメントの調子が悪くなれば10万単位でメーカーにメンテナンスを依頼する必要があるし,定期メンテナンスであってもそれなりの費用がかかる。税金や保険,車検代がない分,車よりは遙かに金がかからないだろうがそれでも結構な維持費用がかかる。ローン等で無理して買ってしまうと,メンテナンス費用で行き詰まってしまうのではないだろうか。