Patek Philippe パテックフィリップ アクアノートがメンテナンスから戻ってきた。
Ref.5060ではもともとついている裏蓋はソリッドバックだったので,シースルーバックの裏蓋の作成も依頼した。地板とローターはやはり綺麗で,満足感が高い。
裏蓋は側面が綺麗にポリッシュされており,ポリッシュされたベゼルの側面とあっていて大変結構。
裏蓋作成も必要だったため,メンテナンスを含めてネクストステージに依頼した。
メンテナンスと裏蓋作成を依頼して一ヶ月ほどで終了し,コストもリーズナブル。作成依頼した裏蓋の側面ポリッシュを見る限り,裏蓋の製作精度も良さそうだ。
年次カレンダーも同時に到着。
時計ケースがついてきたが,横長でサイズが小さめなので鞄にも入れやすくなかなか便利。
年次カレンダーは油切れでだいぶ遅れが出てしまっていたが,こちらもきちんとメンテナンスしていただいたおかげで快調そのもの。
しかし年次カレンダーの時計ベルトがだいぶ傷んできてしまっている。ベルトは当時カミーユフォルネで表をアリゲーター・裏をラバーでオーダーしたものだ。
やはり年数が経つと劣化は避けがたく,ラバーは加水分解で表面が剥がれてきており,アリゲーターの革は割れが生じ始めてしまっている。
本数がまだ少ないうちに買ったため,使用頻度が高かったことも影響しているのだろう。適当な時期にジャン・ルソーで新規オーダーをしなければならなそうだ。
まだはっきりしたことは言えないが,どうもカミーユフォルネよりもジャン・ルソーのベルトのほうがしっかり作っているような印象が実はある。作成方法の違いもあるのだろうが,ジャン・ルソーのほうが耐久性をもたせるような素材になっているようなのだ。
カミーユフォルネでオーダーしなくなってしまったのは,納期がとにかく長いということ,また全体の作りについてもジャン・ルソーのほうがしっかりしている感触があったことが挙げられる。
時間ができたら,また銀座のジャン・ルソーを訪れることになるだろう。