MDR-EX31を使っているが,鞄に入れる分にはコンパクトで使いやすく,ノイズキャンセルを効かせてもかなり長時間使えるので重宝している。
とはいえ,ヘッドフォンのケーブル分岐部分がちょうど襟に引っかかることがあり,使っているとどうも気になる。持ち歩き用のMDR-EX31がだいぶくたびれてきてしまったので,職場で使っているきれいなほうを持ち歩き用に移籍させ,職場用のヘッドフォンを更新することにした。
オーバーヘッド型を除外すると,現状では最適解と思われるSONY WI-1000Xを選択。
ネックバンド型で,持ち運ぶには嵩張る。しかし,この形だとイヤフォンケーブルが邪魔になることはなく,なかなか快適。
付属品は多く,イヤーピースも6種類付属している。
特徴的なのがコントローラー。ネックバンド内側にあるが,アイコンがはっきりしていて手触りで十分コントール可能。
ノイズキャンセラーは室内で使う分には大変優秀で合格点。当然オーバーヘッド型には敵わないが,オーバーヘッド並みの遮音性を期待するなら素直にオーバーヘッド型ノイズキャンセラー付きヘッドフォンを買うべき。
音質も,クリアで良い音だと思う。といっても,元ソースはインターネットラジオ(128k),Bluetooth接続なので限界はあるが,きちんと聞ける音が出力される。
ネックバンド型になっているため,電波の受信感度も良くなっている。
また,イヤフォンを外すときに何も考えずに外せるのもいい。MDR-EX31だと,外したときに手で持つかどこかにひっかけるかを考えなければならないので,そのアクションが減るだけでもだいぶ気楽ではある。
形が形なので鞄やバックパックにいれるときには気を使いそうだが,しまわずに首にかけっぱなしという使い方が一番正しいのかもしれない。
値段もそれなりにするが,ノイズキャンセラー付きヘッドフォンを検討するときには購入候補の筆頭にしても良いと思える出来のヘッドフォンだ。