DI.fm/JAZZRADIO.com/RadioTunes.com インターネットラジオで好きな曲を無限に聴き続ける

以前,iFiのアンプを使用して音楽を聴いていることを記事にした。

音楽を聴くのは割と好きなほうだが,CDはこの10年で1枚ぐらいしか買ったことがない。CDを買ってもその中でよく聴く曲は絞られてしまうし,しばらく聴いているとやはり飽きが来てしまう。
それと音楽を聴くのは好きだが,余計なおしゃべりやCMは聴きたくない。余分な情報や興味のない話は必要ない。
そのような私の嗜好に合っているのが,インターネットラジオである。10年ほど前にインターネット上でストリーミングデータを流すデジタルラジオに出会って以来,ずっと聴き続けている。
当初はDI.fmのみであったが,今はDI.fmJAZZRADIO.comRadioTunes.com(以前はsky.fmだった)の三つに分かれているようだ(もしかするともう少しある?)。
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無料で聴くこともできるが,音質はやや悪く,CMが入るのと途切れることもあるようだ。一カ所で有料会員になると,同じIDで三局ともログインができ,高ビットレートでデータを受信できる。三局あわせるとチャンネル数は相当あり,どれか好みのチャンネルが見つかるだろう。
有料会員の費用は,一月$7・一年$70・二年$120。有料会員の場合,受信側のネット環境で切れることはあるが,そうでなければ途切れることはほとんどない。またCMなし,余計なおしゃべりなしで,非常に快適に音楽を聴き続けられる。ネット環境がありチャンネルを合わせれば,24時間どんな場所でも好きな音楽を聴くことができる。日本でのインターネット黎明期に夢想していた環境が,現実になったことには感激すら覚える。
有料会員になるのであれば,最初は月額で支払い,気に入れば長期払いに変更するのが賢いやり方だろう。

さて,各局ともモバイルデバイス用のアプリがあり,私は移動時間中にアプリを使って音楽を聴いている。
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モバイルデバイスの場合,データ転送量の問題やデータ量を抑えて音飛びの可能性をできるだけ低くするため,ビットレートは128Kbpsが一番よいだろう。なお,128kbpsでも毎日8時間聞いていると一ヶ月で転送量が13Gbyteを超える計算なので注意が必要(一時間あたりの転送量は56.25Mbyte)。移動中に聴くなどであればそこまでではないと思う。

現在,移動中のデバイスはNexus7(Androidタブレット)+ソニー MDR-EX31BN-W。ノイズキャンセリング機能は,疲れを軽減するために必須。空調などの雑音は意外と疲れを催す。また,ノイズキャンセリング機能があると,ボリュームを上げなくてもよく聴き取れるため,難聴も起こしにくくなる。
以前はMDR-NWBT20Nを使っていたが,電池が2時間程度しか持たず,さすがに使いにくかった。MDR-EX31BN-Wは7時間ほど持つとのことで,今のところ電池切れを起こしたことはない。
また,ワイアレスの利便性はちょっとした音質の違いよりも重要で,一度ワイアレスに慣れてしまうと移動時に有線で聴くことは煩わしくなる。
欠点と言えば,電話の受話機能がついているため,間違えてボタンを押してしまうと音楽が途切れてしまうことくらい。ただインターネットラジオを使っている分には,スイッチのオンオフ程度しか使わないので私はあまり問題には感じていない。

好みのチャンネルをいくつか登録して,その日の気分に合わせてチャンネルを選択。余計なものがない,プロが選択した音楽を聴きっぱなしでいられる。曲数も感覚的にはほぼ無限で,飽きが来ることもない。
また,有料会員であればパソコン・タブレット・スマートフォン・ネットラジオデバイスを問わず聴くことが可能なので,その可搬性も魅力である。
実はiFiは職場で使用していて,家ではまた別の音楽環境があるのだが,それについてはまた後日。