YOGABOOKを便利に使っているが,ちょっと困ったことが起きてきた。
意外と外装に傷がつきやすいため,液晶面とキーボード面に貼り付けるフィルムを外装面にもつけていた。しかし外装面はややざらついているため粘着力が弱く,角から剥がれが生じるようになってきた。
調べてみると,3M(スリーエム)のダイノックシートというものが外観の手軽な変更に適しているとのことだったので,購入してみた。
ダイノックシートはいくつか種類があるようだが,建築用資材として開発されたものらしく,型番によっては強固に接着してしまい剥がすことがかなり難しくなるものもあるとのこと。
1080シリーズは,車両などの外装用として開発され,再剥離性も確保されているので今回の用途としては最適だろう。
また,たいていは1m幅での計り売りだが,上記の店ではA4サイズで販売しているので無駄がない。今回は予備も含めて3枚購入した。
どうやって切り出すか考えたが,4辺のうち2辺をあわせて,のこり2辺を現物合わせで鉛筆でけがいて切り出すことにした。
けがいた線に合わせて鋏で切り出して貼り付け。貼り付けも簡単で,貼り付け直しもそれほど難しくない。
貼り付けたあと,シートが本体からはみ出していたら,シートが下・本体が上になるようにしてから,本体に合わせてよく切れるカッターで余分な部分を切り出すときれいにカットできる。ただし本体を傷つけないように注意。
今回は余ったシートを下敷きにして切り出した。
天板・裏側ともに貼り付け。
現物合わせでけがいて切り貼りするだけなので,20分ほどで完成。
側面まで伸ばして貼り付けることも最初考えたが,スピーカーや端子等があって面倒だったので側面には貼り付けせず。また天板のLenovoの文字部分を抜くのは手間がかかりそうなのと,抜いた部分から剥がれたりする可能性を考慮して取りやめ。
本物のカーボンではないが,雰囲気はなかなかよい。表面に凸凹があるので,持ったときに滑りにくくなった。
YOGABOOKは薄くて軽いことと手軽に使えることが大きな特性なので,ケースに入れてケース分の嵩が増えて重たくなり使うのに一手間かかるようになるのは好ましくない。
かといって外装が傷つくままにするのもしのびないので,手軽に使えるカッティングシートをパソコンのケース代わりに利用するのはいい方法だろう。