Lenovo 初代Thinkpad X1 Carbonのバッテリーを自分で交換する

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Lenovo 初代Thinkpad X1 Carbonを使っているが,最近バッテリーの消耗が著しい。バッテリーだけで使用すると,2時間程度で使えなくなってしまう。

保守契約を結んでいたが,契約期間も過ぎてしまった。保守契約にはバッテリー交換特約も入れておいたが,レノボの診断ソフトでは充電容量がそれなりにあると表示されていて,バッテリー交換の基準にも表面上は達していなかったのではないかと思う。

しかし実際にはかなりバッテリーが消耗していて使いにくくなっている。バッテリー交換をするにはレノボに修理依頼するしかなく,割と高い金額(36,000円)を取られるとも聞く。

そこで調べてみるとバッテリーだけ扱っている業者がいくつかあり,8,000円から11,000円程度で購入できることがわかったので,バッテリーを交換するため一個購入してみた。

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まず,Thinkpad X1 Carbonの保守マニュアルを確認して,BIOSでバッテリーからの電源を切ってから,背面のネジを外す。

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キーボードを外して,キーボードと本体を接続しているフレキシケーブルのコネクタを抜く。

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バッテリーと基盤をつなぐコネクタを外す。

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バッテリーを固定しているファンの下のネジを外す。それから,フラットケーブルのコネクタのどちらか一方だけを外す。コネクタは外さなくても良いようだが,コネクタを外してフラットケーブルを動かしたほうが作業をしやすい。

コネクタの黒い部分を90度回転させて起こすと,フラットケーブルを外すことができる。

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背面のネジを外していると,内側からは先ほど外したネジ一本でしかバッテリーを固定していないので取り外しはとても簡単。

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上が取り外したLenovo 初代Thinkpad X1 Carbonのバッテリー,下が購入したLenovo 初代Thinkpad X1 Carbon用とされるバッテリー。

購入したバッテリーは純正品とうたわれているが,説明ラベルの日本語フォントに微妙におかしなところがあり,絶対に純正なのか?と言われると疑問がある。

ただバッテリーの形状が専用なので,適当なバッテリーを作って販売しているというわけではなさそうだ。

推測ではあるが,レノボの製造委託を受けている工場から業者が買い受けて,シールだけ後で貼付しているのではなかろうか。

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戻すときは分解したときと逆の手順で,バッテリーを入れてネジ止めしてコネクタを戻してバッテリーを結線して蓋をして背面のネジを回せばよい。撮影込みで30分程度だったので,撮影しなければ20分くらいで交換できるだろう。

なお分解前にBIOSで給電を切っていても,コネクタを結線するとバッテリーからの電源供給が開始されてしまうようなので,結線をしたら基盤を触らないよう注意。感電でもすると大変なことになる。

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レノボのソフトで確認をすると,サイクルカウントが1なので新品バッテリーであることは間違いなさそうだ。

使用可能時間を確認すると,カタログスペックで書かれているバッテリー駆動時間に近しい数字が出るようになったので,消耗したバッテリーよりはきちんと稼働してくれると思われる。

バッテリーの交換はネジの数もたいしたことはなく,Thinkpadのキーボード交換をしたことがあるレベルの方であれば容易にできる程度である。Lenovo 初代Thinkpad X1 Carbonが出てからだいぶ時間がたち,バッテリーが消耗している頃合ではなかろうか。バッテリーが持たないことを理由としてLenovo 初代Thinkpad X1 Carbonを買い換えようか迷っているのであれば,バッテリー交換は検討の余地が十分ある「修理」ではないかと思う。