初代Thinkpad X1 CarbonのSSDを512Gbyte SSDに換装する

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初代(第1世代,1st.Gen)Thinkpad X1 Carbonを使っているが,ストレージのSSDが256Gbyteであるため空き容量が心許なくなってきた。

初代(第1世代,1st.Gen)Thinkpad X1 CarbonのSSDは特殊な規格なので,一般的なSSDを買って換装(交換)することはできない。だが以前から,初代(第1世代,1st.Gen)Thinkpad X1 Carbon用SSDとしてeBayでアダプタを接続した512Gbyte SSDが出品されているのを知っていたため,思い切って購入することにした。

www.ebay.com

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一週間ほどで日本に到着。

まずはアダプタを使用して,Windowsで領域確保およびフォーマット。

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Thinkpad X1 Carbonは,裏側のネジを7個外せば基盤にアクセスできる。

ただ問題があり,SSDの端と基盤のコネクタが干渉してしまう。

どうも干渉するのをかまわずネジ止めするらしいのだが,いまいち収まりが悪く落ち着かない。

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端の部分は特に配線が入っているわけではないので,切り落とすことには問題はない。ただ配線部分やチップを損壊してしまっては元も子もないので,慎重に切り落とした。

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これできちんと収まった。

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デバイスは問題なく認識されているが,コネクタを一部しか結線していない影響なのか,SAMSUNGのSSDツールは使用することができない。

 

さて,SSDを購入するのを躊躇していたのは,最初からついているSSD(Sandisk)と性能を比較したデータがネット上でも見当たらなかったからだ(換装自体はThinkPad X1 Carbon 第1世代 SSD 交換成功の記録 - clock-up-blogで確認させてもらっていた)。

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まずは初代Thinkpad X1 Carbonに最初についていたSandisk SSDのCrystalDiskMarkでのベンチマーク結果。

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こちらが,eBayで購入し換装(交換)したSamsung SSDのCrystalDiskMarkでのベンチマーク結果。最初からついていたSSDよりも全体的に速度が向上している。おおむねSamsung SSDのカタログスペック通りの数値のようだ。

容量も十分となり,速度も向上したので換装は成功だろう。当面の間はこのままX1を使い続けられそうだ。