Thinkpad 25 キーボードと初期設定について

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Thinkpad 25のキーボードだが,右端のPgUp上端から→キー下端の長さは126mmだった。

自宅で使用しているT420sの右端のPgUp上端から→キー下端の長さを測ったところ,126mmだったのでキーボードのサイズはT420sの七段キーボードとまったく同一という結果であった。とすると,X201sのキーボードがあのサイズの筐体にしてはやたらと大きかったということになる。

Thinkpad 25のキーボードは昔の七段キーボードと異なり音があまりせずしっとりしたタッチになっているが,多少使ってみたところ感触は上々だった。上品なタッチになっているが,方向性が違うだけでタイピングの心地よさはなかなかのものだ。

またクリックボタンの反応も良好で,キーボードを含め操作していて気になるところがまったくない。実は初代X1 Carbonは,クリックボタンがやや長いせいかクリックする位置によってはクリックができないことがあり,気になるところがあったのだが,Thinkpad 25はまったく問題ない。

 

さて,セットアップを一通り済ませたが,少しひっかかったところがあったのでメモをしておく。

初期設定ではキーボードの言語設定が何故か英語になっていて,日本語キーボードなのに英語キーボード扱いになってしまっているため,@がキーボードの印字キーでは出せない。言語設定で日本語にして,英語を削除すれば日本語キーボードとして扱える。デバイスドライバーはきちんと日本語キーボードのものが入っているため,あくまで言語設定の問題。

また,インストールされているWindowsはCreatersUpdateのバージョン1703だが,WindowsUpdatをかけるとセキュリティパッチのインストールに失敗して,何度か繰り返してもインストールできなかった。そのため,Fall CreatersUpdateのインストールツールをダウンロードして,Fall CreatersUpdateを直接インストールして済ませてしまった。

端子類では,SDXCカードスロットがついているのがありがたい。現行X1 Carbonの数少ない欠点として,SDXCカードスロットがないことが挙げられることがあるが,デジタルカメラのデータをすぐに取り込めるほうが便利なのは間違いない。

総じて,Thinkpad 25は私には満足できる機種だと断言できる。欲を言えば,これからの機種では六段キーボードと七段キーボードを選択できると大変ありがたいのだが。中身は現在のテクノロジー,マンマシンインターフェイスは人間側に寄り添ったマシンが欲しいというのは私だけではないだろう。