パテックフィリップ アクアノートの裏蓋を別途作成依頼したシースルーバックにしているが,一時的にオリジナルに戻すことになった。
手持ちのMKSのオープナーを使おうとしたが,MKSの工具では裏蓋の凹みにひっかける爪の部分が大きすぎて開けられない。
自分で開けたり閉めたりするのもな,ということで地元の時計屋を二カ所まわったが,いずれも凹みの部分が小さくて浅いので手持ち工具ですぐにできないと断られてしまった。
適切なオープナー以外の工具はすでにある。断られる可能性もあるだろうと思って,オープナーを発注していたので結局自分でやることに。
ブレスレットにはラップを巻いて,傷がつかないように保護。オープナーを使うとあっさり開けられた。
三点支持オープナー,確かに精度はあまり良くないが開けられないようなことはない。アマゾンのレビューでは開けることができないというものもあるが,そもそも保持器を使っていないのではないのだろうか。保持器がないと(本当は保持器をさらに机備え付けの万力等で固定する),いくらオープナーの精度が良くても力がきちんとかけられないので,うまくあけられないだろう。
Oリングにシリコングリスを塗布しておく。
オープナーには,爪先にセロテープを貼付しておくと傷つけにくい。
裏蓋をオリジナルに戻して,準備完了。