GW中に靴を磨いた

靴を買ったはいいが、履かないままになっているものもでてきてしまっていた。

また痛みが気になる靴もあったので、GW中にまとめて手入れをした。

JohnLobbのCity2、靴紐にはあまり蝋が塗られていないのか割と傷みやすい。

純正の靴紐の値段は1000円で、数セットを自宅に保管しているので交換した。

とにかく黒靴だけでも30足以上と多いので、馬毛ブラシで汚れを落とす→クレム 1925で磨いて古いクリームを落とす→馬毛ブラシをかける→M.MOWBRAYのクリームで磨く→馬毛ブラシをかけると手際よくやっても3時間ほどかかった。一足5分程度でも数が多いので総時間はどうしてもかかってしまう。

靴磨きについて以前はいろいろとやり方を研究したり試したりしてみたが、そこまで影響が出るものではないし、数が多くなると短時間でシンプルかつ十分な効果が出る方法でいいか、となりがちではある。

クレムは今回の手入れでなくなってしまった。布は使用しなくなった食事用の布ナプキンか、シャツオーダーの際に渡されるシャツの端切れを使用している。計算上は一ヶ月以上毎日履き替えすることになるので、再度の手入れはしばらく先になるだろう。

パテックフィリップ ノーチラス 5711/1A-001のベゼルを交換した

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大きいほうのノーチラス,以前の持ち主が丁寧に扱っていなかったのか,傷がひどくて磨いても取り切れなかったとおぼしき穿孔がベゼルにいくつか残っていた。

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それと状態の良い小さい方のノーチラスと比較すると,ベゼル側面の角が落ちてしまっていた。

ちょうどノーチラスのメンテナンス期間にも到達していたので,ベゼル補修について相談したところ,パテックフィリップジャパンでスイス本社送りという判断となり,しばらくスイス本社で修理となっていた。

実はベゼル交換で100万円という記事を読んだこともあり,費用はそれなりに嵩んでも仕方ないかと思っていた。

onbehalf.jp

持参した店舗でもまずベゼル交換の希望は受けるが実際にやるかはパテックフィリップの判断になる,金額については見積もりが出ないとなんともわからないということだった。いくらか費用がかかってもこの機会にやってもらったほうがいいだろう(既に廃盤になることは決まっているので,時間が経つと修理費用が高くなっていく可能性が極めて高い)ということで,見積もりを依頼。

8月に時計を持ち込み,パテックフィリップジャパンからスイス本社送りの判断となり,12月末頃に完了すると言われていたが,一ヶ月ほど早く返却された。

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ベゼル側面はきちんと角が立ち,表面は当たり前だが傷一つない。ほぼ新品に近い状態になって戻ってきた。

さて気になる費用だが。

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ベゼル交換の際には,オーバーホール料金とケース・ブレスレット仕上げはどちらも必須となるようだ。ベゼル交換した後にケースとブレスレットのヘアライン調整が必要になるので,実質的にセット料金になっているという理解で良いと思う。

ブレスレットピン・チューブ費用を除くと315,700円。定価300万円の時計としては妥当な値段ではなかろうか。前述した「ベゼル交換100万円」は,古い3700の場合であるためなのかもしれない。

なお,ロイヤルオークのステンレスモデルでベゼル交換を希望した場合,25万円~30万円弱程度の費用がかかるようだ。これはオーデマピゲジャパンのサービスセンターで直接聞いたので間違いない。ただ時価的な部分もあり,今後価格は変動するかもしれないとのことであった。

oppo Find X3 Proを購入したのでレビュー

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HUAWEI MATE20Xを使っていたが,アプリによってはやや処理が重くなることもでてきた。

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後継機を探していたが,oppo Find X3 Proが発売されるとのことだったので,Amazon.esから1000ユーロで発売初日に購入。

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シリコン製とおぼしきカバーが付属しており,かつスマートフォンには保護シールが貼付されているため,これだけで使い始めることができる。

なお表示画面の付属シールを剥がして保護ガラスをつけたところ,液晶内の指紋認証の認識精度がかなり落ちてしまったので,どうしようか考えているところ。

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選択言語と地域に日本語・日本があるので特に難しいことはなく使い始めることができる。

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ブラックモデルを買ったが,シルバーグレーという感じの色味。

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思ったほどカメラ部分の出っ張りはない。

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液晶の幅は約69mm。

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取り急ぎのカメラ比較。上記はHUAWEI MATE 20X。

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こちらはoppo Find X3 Pro。やや暖色寄り。HUAWEIのカメラに遜色ないレベルなので,合格点だろう。

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顕微鏡カメラは,いまいち使い処がわからない。1mm程度の接写が必要なので,時計のムーブメントを撮影することはできなかった。

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ベンチマーク結果はこの程度。

 

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グローバル版でも技術適合基準が示されているので,国内使用に障害はない。

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 AliexpressでTPUカバーとアラミド繊維製のカバーを買ってみたが,アラミド繊維製のカバーは非常に薄くて本体そのままで持っているのとほとんど変わりがない感触。ということで,現在はアラミド繊維製を使用している。

アプリの稼働も早くなったのでなかなか気に入っているが,前述したように指紋認証がガラス製カバーをつけるとほぼ失敗するようになってしまうので,これだけ改善させる方法を探さなければならない。

ブレゲ クラシックシリシオン 5177BB/2Y/9V6(ブルーエナメル)を入手した

先日,ホワイトエナメルのブレゲクラシックを入手した。

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5177/BB/29/9V6は150万円を切る程度の価格だったが,ブルーエナメルはあまり数が出回っておらず,200万円を超える並行新品しか見当たらなかったため,当時から候補にはあったが後回しにしていた。

しかし先日,昨年夏に購入された個体が売りに出されているのを見つけたので,すぐに店舗に連絡を取り購入することができた。価格は約160万円。ホワイトエナメルのブレゲクラシックでは珍しくない価格だが,ブルーエナメルだと現時点ではかなりお値打ちな価格だった。

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ブルーという名称だが,かなり濃い青で,色としては勝色が一番近いかもしれない。

irocore.com

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ホワイトエナメルと比較するとわかるように,色を反転させたかのようなスタイル。

ブレゲのエナメルの品質はかなり安定しているようで,ブルーにも特に瑕疵は見当たらない。

ホワイトエナメルは研ぎ出されているが,ブルーエナメルは研ぎ出しがされておらず,ゆず肌が残ったままとなっている。

www.hodinkee.jp

watchesbysjx.com

deployant.com

timeandtidewatches.com

5177BB/29/9Vは,青針・青文字とホワイトエナメル。

5177BB/2Y/9Vは,ロジウムメッキ針・シルバー文字とブルーエナメル。

いずれもわずか二色の構成要素で,これだけ華やかな雰囲気を出せるのだから素晴らしい。

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ムーブメントの仕上げも,スウォッチグループ最高峰ブランドだけに手抜かりはない。

それとムーブメントを見ればわかるように,ケースサイズに比して小さいわけではなく,どちらかという大きいのではないかと思う。

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3時位置の日付表示が内側に入っているのを嫌う方もいるようだが,私は余り違和感は感じない。

ムーブメントはケースサイズに比して適正なサイズの範囲だと思うが,ブレゲクラシックはベゼルがかなり狭く,文字盤が同寸の時計に比べて大きい。文字盤外周が大径となっている分,日付表示が内側に入ってしまっているのだろう。

ただおかしさを感じるほどのことはなく,これはこれでありうるデザインかと思う。

日付表示のない銀座限定版が過去に10本売られているが,日付のデザインも文字盤とうまく調和している。

並行新品だと200万円前後のようだが,ホワイトエナメルは中古もそれなりの数が打回っている。ブルーエナメルは発売から時間が経っていないためまだ目にすることが少ないが,今後は中古市場に出回ってくることが予想される。

中古のホワイトエナメルは150万円~170万円程度,ブルーエナメルは180万円前後が相場だろうか。

ただ出回ることには出回るが,絶対数が少ない印象があるため,適正な価格で販売されているのを見かけたら手早く押さえることが必要になりそうだ。