ヴァシュロン・コンスタンタン VACHERON CONSTANTIN フィフティシックス / ジャガー・ルクルト JAEGER LE COULTRE マスターウルトラスリム

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夜は所用で半蔵門へ。

さて,先日CHRONO TOKYOを検討していた際に,気になっていた他の時計の実物を見たので感想を記録しておく。

まずはヴァシュロン・コンスタンタン VACHERON CONSTANTIN フィフティシックス。

写真で見た感じでは悪くないのだが,ケースサイズが40mmということでサイズ感がどうなのだろう,と思っていた。
 

実物を見たが,三針はケースサイズ40mmで厚さ10mm程度,やはりちょっとサイズが大きいかなというところ。

カレンダーのほうが文字盤デザインは好きなのだが,カレンダーは厚みが増してしまっているので余計厳しい。また残念なのがムーンフェイズで,ムーンのみ,ムーンフェイズにも繊細さが感じられず,これならつけなくても良かったのではという印象。

ということで私のリストからは脱落。

それと文字盤のデザインはケ・ド・リルを踏襲しているな,とも感じた。メーカーが同じなので当然といえば当然だが。

ヒストリークトリプルカレンダーは,インデックスがプリントなのと針が細すぎていまいち私の好みとは合わないようだ。

続いてジャガー・ルクルト JAEGER LE COULTRE マスターウルトラスリム。

39mmなのでぎりぎり許容範囲か,と思っていたがこちらはフィフティシックスとは別の意味で文字盤が気になっていた。

文字盤がもしかしたらスカスカに感じられるのでは,と思っていたが実物もさみしい感じではあった。

三針はかなり文字盤に空白が目立つ感じで,すっきりしていて良いという意見もあるだろうが,私には密度が足りないというところ。

カレンダーは構成要素が増えているものの,くさび形のインデックスがかなり小さくて空間の空きが気になる。個人的にはもう少しインデックスを大きくするなりすれば良いように思うのだが。

まあ,あくまでいずれも個人的な印象である。

浅岡肇氏のCHRONO TOKYO

以前Chronosで読んだような覚えがあったが,少し前に浅岡肇氏の時計が販売されていた。

www.tictac-web.com

www.tictac-web.com

TiCTACのサイトを確認すると,先月に再販され今月再度の販売があるという。

実物が新丸ビルにあるということで,確認はしてきた。

www.tictac-web.com

値段からすれば外装の出来がいいのはよく理解できるのだが,店で見る程度だと正直わからない部分もある。

昨年に50本×2種類が販売され,合計100本。先月は100本×2種類販売される予定だったようだ。

prtimes.jp

しかしどうもアクセス過多でサーバーが飛んだらしく100本は販売されなかった模様。

今回,各色販売数50本ということからすると,4月に各色50本程度は販売したのだろうか?

持っている人はそれなりにいるはずだが,実機レビューというとネットでは以下の2サイトのみ。

CHRONO TOKYO | WristWatchな世界

CHRONO TOKYO – 高級時計の条件 | WristWatchな世界

CHRONO TOKYO – 高級時計の条件 その2 | WristWatchな世界

blog.livedoor.jp

サイズ感は37mmなのでベストなのだが,ムーブメントは汎用エボーシュ。これを買うなら浅岡氏にオーダー出してTSUNAMI買った方がよくないか?という思いもないではなかった。

再販日の今日まで割と悩んでいたが,結局販売開始の10時からサイトにアクセス。

が,これがまったく駄目で,サイトにアクセスできたりできなかったり,なんとかカートに商品を入れたと思って決済しようとするとまったく決済できない。

決済できないままでいたところ,しばらくするとサイトが完全に落ちてしまった。その後,13時に近い12時台の後半になってやっと復旧したので,急いで購入。

色が2種類あって,どちらを買うかとなればブルーの方をと思って最初ブルーだけカートに入れた。しかし,手元に来てからいろいろと考えればいいかということになってしまい(?),最終的にはバニラベージュも購入してしまった。

結局,13時過ぎにはどちらも売り切れとなったようだ。

ミヨタのムーブメントの調達は心配いらないので,外装が作成され次第,順次また再販されるのではないかと思う(ダイアルの色は変更が何度かありそうだが)。

もし欲しいという方がいれば,TiCTACの告知ページをきちんと定期的にチェックしておけば良いだろう。

手元に2種類届いたら,私なりに感じるところを文章にしてみたい。

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WI-C600Nレビュー MDR-EX31BN / WI-1000Xと比較する

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ソニーから新しくネックバンド型ワイヤレスヘッドホンWI-C600Nが出たので,購入してみた。

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WI-1000Xはすでに持っていて職場で毎日使っているが,割とサイズが大きいため,移動中に使って鞄にしまう,という使い方にはちょっと向いていない。

もう少し手軽に使える方が便利なため,これまではMDR-EX31BNを使用してきた。

しかし襟元でコードが引っかかるのが気になることもあり,代替を探していた。

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ブラックは納期がやけにかかるようだったので,ブルーを選択。

暗めのブルーなので,スーツにも違和感ないだろう。

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本体と,短めの充電用USB-Cケーブル,イヤーチップが入っている。

MDR-EX31BNが34gに対し,WI-C600は37gとほとんど重さは変わらない。ネックバンド部分はシリコン製で,先端部分もそれほど太くないため鞄に入れても場所をとらない。

ノイズキャンセリング機能は,MDR-EX31BNと同程度だろうか。WI-1000Xのほうがノイズキャンセリング機能は強力である。

音質もWI-1000Xのほうがいいのだが,その分結構なサイズ感になる。持ち運んで使う分にはライトなWI-C600のほうが総合的には便利だろう。

コードがどこかにひっかかることもなくなり,だいぶ快適な使い心地になった。完全ワイヤレスは使用時間の制限や小さいために紛失の恐れも高くなってしまうので,これぐらいのサイズ感のほうが実用性は高いと思う。

なお,Soundpeatsのほうが値段が安くていい,という風な書き方をしている記事もある。

www.gizmodo.jp

しかし,Soundpeatsのノイズキャンセリング機能は,通話時のみの機能で,音楽再生時にはノイズキャンセリング機能は使用できない。そのため,そもそもカテゴリーが違う商品だ。常時ノイズキャンセリング機能が使用できて,かつ日常的に使いやすく,バッテリーも完全ワイヤレスぐらい短いのは困る,という用途では無二の存在だろう。

パテックフィリップ アクアノート Ref.5060の裏蓋をオリジナルに戻す

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パテックフィリップ アクアノートの裏蓋を別途作成依頼したシースルーバックにしているが,一時的にオリジナルに戻すことになった。

www.suitsstyle.com

手持ちのMKSのオープナーを使おうとしたが,MKSの工具では裏蓋の凹みにひっかける爪の部分が大きすぎて開けられない。

自分で開けたり閉めたりするのもな,ということで地元の時計屋を二カ所まわったが,いずれも凹みの部分が小さくて浅いので手持ち工具ですぐにできないと断られてしまった。

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適切なオープナー以外の工具はすでにある。断られる可能性もあるだろうと思って,オープナーを発注していたので結局自分でやることに。

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ブレスレットにはラップを巻いて,傷がつかないように保護。オープナーを使うとあっさり開けられた。

三点支持オープナー,確かに精度はあまり良くないが開けられないようなことはない。アマゾンのレビューでは開けることができないというものもあるが,そもそも保持器を使っていないのではないのだろうか。保持器がないと(本当は保持器をさらに机備え付けの万力等で固定する),いくらオープナーの精度が良くても力がきちんとかけられないので,うまくあけられないだろう。

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Oリングにシリコングリスを塗布しておく。

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オープナーには,爪先にセロテープを貼付しておくと傷つけにくい。

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裏蓋をオリジナルに戻して,準備完了。