ハワイ弾丸ツアー初日

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急遽,ハワイへ行くことになった。

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年度末の最終週は戻ってこれないので,年度末になる前に事務方からお花をいただく。

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夕方,羽田へ。羽田でもX1 Carbonでいろいろと仕事。

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ラウンジにお酒はあるがラウンジにいる間に仕事を済ませないといけないため,飲む気にはならず。

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かなり急な話しで,年度末は直行便の空きがとにかくなく,行きはプレミアムエコノミー。

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ホテルもあまり細かい吟味はせず,ヒルトンにした。

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到着してから部屋が空くまで時間があったため,ホテル内で朝食。

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 部屋に荷物を置いてから,現地の方といろいろと。

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予定が終わり,夜は外れを引くのも馬鹿らしいのでホテル内で済ませた。

ロブスターが豪勢で,大変結構。

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夕食の後,ホテルの近くのアイスクリーム店でデザート代わりのアイスを購入。

明日もあるためさっさと寝てしまう。

HUAWEI Mate 20 X 実機グローバル版レビュー (4) 夜景を広角・標準カメラ撮影 / HUAWEI Mate9・Honor Note 10と食べ物を撮影して比較

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伊勢丹で補修と補正を依頼していたスーツを受け取った。

夜になる頃に新宿に着いたので,HUAWEI Mate 20 Xで撮影をしてみた。

すべてAIモードはオン。カメラ性能はHUAWEI Mate 20 Proと同一とのことなので,Mate 20 Proが国内で販売されるのであれば参考になるだろう。

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↑1-1 HUAWEI Mate 20 X 倍率1.0倍の標準撮影。

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↑1-2 HUAWEI Mate 20 X 同一位置から,0.6倍の広角レンズで撮影。

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↑2-1 HUAWEI Mate 20 X 倍率1.0倍の標準撮影。

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↑2-2 HUAWEI Mate 20 X 同一位置から,0.6倍の広角レンズで撮影。

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↑3-1 HUAWEI Mate 20 X 倍率1.0倍の標準撮影。

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↑3-2 HUAWEI Mate 20 X 同一位置から,0.6倍の広角レンズで撮影。

確かに広角で撮れるのは便利かもしれない。広角撮影時に周辺がある程度歪曲しているのは仕方ないだろう。理論的には歪曲率を測ってまっすぐになるようJPG現像時に補正することはできるはずだが,補正するとかえって不自然になることもあるので,このあたりはメーカーのさじ加減次第。

夜間でもぱっと撮ってこれだけ綺麗に出るのだから,日常的に使う分には十分だろう。

 

さて,次は食べ物の撮影。

昼だがブラインドを下ろしてやや暗めになった店内で撮影した。

比較対象はHUAWEI Mate9(Leica)・Honor Note 10。

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↑4-1 HUAWEI Mate 20 X 倍率1.0倍の標準撮影。

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↑4-2 HUAWEI Mate 20 X 同一位置から,0.6倍の広角レンズで撮影。

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↑4-3 Honor Note 10 倍率1.0倍の標準撮影。

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↑5-1 HUAWEI Mate 20 X 倍率1.0倍の標準撮影。

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↑5-2 Honor Note 10 倍率1.0倍の標準撮影。

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↑5-3 HUAWEI Mate 9 倍率1.0倍の標準撮影。

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↑6-1 HUAWEI Mate 20 X 倍率1.0倍の標準撮影。

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↑6-2 Honor Note 10 倍率1.0倍の標準撮影。

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↑6-3 HUAWEI Mate 9 倍率1.0倍の標準撮影。

 

Mate 9は割と暖色寄りに撮影されるようだ。Honor Note 10は寒色寄り。HUAWEI Mate 20 Xはその中間か。

HUAWEI Mate 20 X,パスタは割と皿とパスタの色が綺麗に出ているが,3枚ほど撮影した中でのベストの写真で,他は白に寄ってしまった写真が撮影されてしまった。

またHUAWEI Mate 20 Xではピザのコントラストが強く出ているせいか,トマトの赤が強調されるがピザの生地がちょっと白いかなという感じがする。

とはいえこのあたりは絵作りとか好みの範疇に入ってくるので,オートAIモードが気にくわなければプロモードで暖色寄りの色温度に変更して撮影すれば足りる話だろう。

日常的な用途に限れば,必要十分な質を備えていると言って差し支えない。

 

HUAWEIのカメラで撮影した感触について聞かれたときに私はいつも「記憶色で撮影される」と答えている。後で見たときに記憶にあったのと同じような感じで見ることができる写真だと思う。それはある程度美化され,デフォルメされた画像である。

写真についてはいろいろ細かいことを言われる方がたくさんいるが,そもそも目の色によって見えている世界が異なっているわけだし,男女によっても同じ色を見ても受け取る感性は異なっている。また高級なカメラで撮影したとしても,シャッタースピードやホワイトバランス,露出を変えればそれはもう「見たまま」そのものではなくなる。結局,写真はどこまでいっても「こういう写真ならば真を写しているらしい」というものでしかなく,「真」という正解を写しているものではないから,唯一の解は存在しない。また必要以上に拡大して解像がどうのといったところで,普段使いで認識できない部分を気にしても意味がない。結局は好みに合うか,この写真で十分と思えればそれで足り,そう思える機械で各々が写真を撮れば良いというだけの話だろう。

そして「記憶色」で撮影されるHUAWEIのカメラで撮影した画像は,人に見せたり後から自分で見たときに満足できる画像であり,そういう絵作りなのだろう。

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HUAWEI Mate 20 X 実機グローバル版レビュー (3) adbコマンドを使用可能にする / adbコマンドで不要なソフトを削除する

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アンドロイド スマートフォン / タブレットは,パソコンでアンドロイドを設定変更できる環境を整えれば本体では変更できないことも可能になる。

そのためにはパソコンからadbコマンドを使えるようにする必要があるが,HUAWEI Mate 20 Xでadbコマンドを使えるようにしようとしたところ結構面倒な手順が必要だったので書き残しておく。

consumer.huawei.com

まず,パソコンにはHiSuiteというHUAWEI端末の環境をパソコンから設定できるソフトをリンク先からダウンロードしてインストールしておく。

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そしてadbコマンドを使える環境を整えるため,ADB環境ソフトもインストールしておく。

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設定-システム-端末情報をタップして,「ビルド番号」を7回タップすると,開発者オプションが設定メニューに現れる。

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開発で,「USBデバッグ」・「充電専用モードでADBデバッグを許可する」をいずれもONにしておく。

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設定-セキュリティとプライバシー-その他の設定をタップする。

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「HiSuiteからHDBの使用を許可」をONにする。

そしてここでHiSuiteとADB環境ソフトをインストールしたパソコンとUSBケーブルで接続をする。

接続すると「HDBの使用を端末で許可しろ」等のメッセージが出るかもしれないが,そのときは先ほどの「HiSuiteからHDBの使用を許可」をいったんOFFにしてからONにしみてみる。

うまくいけば,端末側でHiSuiteの接続を許可していいかと聞かれるので,「OK」としておく。これでHiSuiteから端末は操作できるようになる。

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HiSuiteが接続できてから,再度,開発者オプションに戻る。

「USBデバッグ」がOFFになっているはずなので,ONに戻す。もし「充電専用モードでADBデバッグを許可する」もOFFになっていたら,こちらもONにしておく。

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すると上記ダイアログがあらわれるので,「OK」としておく。

ここまできて,ようやくパソコンからHUAWEI Mate 20 Xにadbコマンドがとおるようになる。

逆にこのダイアログが出ていないなら,adbコマンドはいくらやっても通らない。

 

さて,adbコマンドで実行するのはソフトのアンインストールだ。

プリインストールソフトが結構入っているが,端末からは削除できないものも多い。ドロワーでみると不要なものや,自分が入れているソフトとかぶっていると混乱するので,削除できるものは削除してしまった方が効率的だ。

hanpenblog.com

細かいアンインストールの話は上記リンクを参考にしてほしい。

今回,adbコマンドで削除したのは以下の通り。コピー&ペースとして,adb.batとでもして保存し,ダブルクリックすれば一度で削除が済む。

ただし必要なソフトか否かは自分で判断してほしい。いきなり立ち上がらなくなったり,ソフトがうまく動かなかったりしても私は何も責任は取れない。

それと後述するが,最後の三行は使用者がランチャーソフトと日本語入力ソフトを別途入れていることが前提なので,入れていない場合は削除する必要がある。

adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.appmarket
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.himovie.overseas
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.vassistant
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.featurelayer.sharedfeature.map
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.featurelayer.sharedfeature.baidu
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.hwstartupguide
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.bd
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.wifiprobqeservice
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.android.totemweather
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.videoeditor
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.health
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.android.remotecontroller
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.parentcontrol
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.android.karaoke
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.contactscamcard
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.hifolder
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.gameassistant
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.compass
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.android.instantshare
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.android.internal.app
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.pcassistant
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.synergy
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.nearby
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.KoBackup
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.tips
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.android.tips
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.stylus.floatmenu
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.hicloud.android.clone
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.ironsource.appcloud.oobe.huawei
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.phoneservice
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.search
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.google.android.apps.tachyon
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.google.android.music
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.google.android.videos
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.google.android.youtube
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.google.android.tts
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.facebook.services
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.facebook.system
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.facebook.appmanager
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.facebook.orca
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.netflix.partner.activation
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.android.mediacenter
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.android.calculator2
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.android.deskclock
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.android.email
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.example.android.notepad
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.android.calendar
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.android.hwmirror

adb shell pm uninstall -k --user 0 com.touchtype.swiftkey
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.swiftkey.swiftkeyconfigurator
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.android.launcher

 パッケージごとに何のソフトかメモしておく。

com.huawei.appmarket
   HUAWEIのソフトウェアダウンロードセンター
com.huawei.himovie.overseas
   HUAWEIビデオ
com.huawei.vassistant
   HUAWEI音声アシスタント
com.huawei.featurelayer.sharedfeature.map
com.huawei.featurelayer.sharedfeature.baidu
   HUAWEI地図ソフト
com.huawei.hwstartupguide
   スタートアップガイド
com.huawei.bd
   baidu関係?
com.huawei.wifiprobqeservice
   HUAWEIのWiFiサービス?
com.huawei.android.totemweather
   標準天気ソフト
com.huawei.videoeditor
   ビデオ編集
com.huawei.health
   ヘルスケアソフト
com.huawei.android.remotecontroller
   リモートコントローラー
com.huawei.parentcontrol
   デジタルバランス・ペアレントコントロール
com.huawei.android.karaoke
   カラオケソフト
com.huawei.contactscamcard
   名刺管理ソフト
com.huawei.gameassistant
   ゲーム高速化
com.huawei.compass
   コンパス・気圧計
com.huawei.android.instantshare
com.huawei.android.internal.app
com.huawei.pcassistant
   HUAWEI Share関連
com.huawei.tips
com.huawei.android.tips
   ヒント
com.ironsource.appcloud.oobe.huawei
   HUAWEI Essential apps
com.hicloud.android.clone
   機種乗り換えの際にHUAWEI Cloudでバックアップと復元
com.huawei.KoBackup
   HUAWEIデーバックアップ
com.google.android.apps.tachyon
   GoogleDuo
com.google.android.music
   GoogleMusic
com.google.android.videos
   Google Play ムービー& TV
com.google.android.youtube
   Youtube
com.google.android.tts
   Googleテキスト読み上げ
com.facebook.services
com.facebook.system
com.facebook.appmanager
   facebookサービス
com.facebook.orca
   facebookメッセンジャー
com.netflix.partner.activation
   netflix登録関係
com.android.mediacenter
   標準音楽ソフト
com.android.calculator2
   標準計算機
com.android.deskclock
   標準時計
com.android.email
   標準メールソフト
com.example.android.notepad
   標準メモ
com.android.calendar
   標準カレンダー
com.android.hwmirror
   インカメラを使ったミラーソフト

com.touchtype.swiftkey
com.swiftkey.swiftkeyconfigurator
   デフォルトキーボード(Google日本語入力を入れていれば削除可能)
com.huawei.android.launcher
   標準ランチャー(代替ランチャーを入れている場合は削除可能)

 

 最後の三つ,com.touchtype.swiftkey・com.swiftkey.swiftkeyconfigurator・com.huawei.android.launcherは,日本語入力ソフトとランチャーをいれていない状況で削除するとランチャーソフトや入力ソフトがない状態になってしまい,ファクトリーリセットすることになるので注意。

それとなぜこのソフトを削除してるのか,ということがわからないまま削除するのはトラブルのもとなので,よくわからないくらいなら削除しない方が安定して使えるだろう。

なお調子が悪ければファクトリーリセットは設定-システムから可能。また最悪システムが立ち上がらなくなっても,電源ボタンとボリュームボタンでファクトリーリセットはできる。

www.zbuffer3dp.com

それと念のため書いておくと,リストには挙げていないcom.huawei.imsは電話関係のソフトらしく,削除すると電話機能がまともに使えなくなる。

Googleのサービスを必ず使うものではないし,逆にカレンダーはGoogleCalenderを入れるとドロワーでは「カレンダー」が二個並んでかなり紛らわしい。しかもデフォルトカレンダーはadbコマンドでしか削除できないので,たちが悪い。

常駐サービス系は不要ならば削除してしまった方が端末の動作も良くなる。本当はXDA Forumをよく読んでカリカリにチューニングするのもありだが,とりあえずこの程度でも効果は見込めるだろう。

HUAWEI Mate 20 X 実機グローバル版レビュー(2) NMカードベンチマーク / M-Penで手書きメモをとる

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秋葉原でMate 20 Proに続いてMate 20 Xも販売されていたようだ。

eBayで買うのと値段もあまりかわらないので,海外通販はちょっとという方はどうだろうか。

さて,Mate 20 Xに続いて,AliExpressで発注していたNMカードが到着した。値段は139.98米ドル。

www.aliexpress.com

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公称値は90Mbyte/sということになっている。リーダー経由でパソコンに接続したところ,MMCカードとして認識された。SDカードではないので,一応SDカードの規格には違反していないということなのだろうか。

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NMカードのリーダー自体がほぼ存在していないため,セラーからの出品はUSB Type-A / Type-Cの端子が両端についたリーダー付き。

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リーダーには日本語も書かれており,HUAWEIが日本展開を考えていることが読み取れる。

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NMカードの裏面。端子数は少ない。

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リーダーにNMカードをセットするとほぼ埋まってしまうため,イジェクトスイッチがついている。

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nanoSIMと同サイズで,nanoSIMスロット2にはめこんでMate 20 Xにセットすることとなる。トレイの片面にnanoSIM,もう一方の片面にNMカードをセットする。

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本体にセットして,SD Card Testを走らせてみたところ,80Mbyte/s弱という結果だった。

play.google.com

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続いてA1 SD Benchも走らせてみた。一番上のSD CardとあるのがNMカードの結果で,こちらでは70Mbyte/s前後となった。

なおA1 SD Benchはデバイス認識がかなり甘いが,リード / ライトベンチには影響はないと思う。

play.google.com

突拍子もなく遅いスピードではないようなので,一般的なmicroSDXCの代替として使う分には問題ないだろう。

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さて,次に手書き入力について。

 手書き文字入力デバイスは実は初めてだったりする。最近メモをとるときはGoogle keepにフリック入力をしてすませてしまうことも多い。書類に走り書きをすることもあるが,デジタルデバイスではどうなのだろうか。

play.google.com

ソフトを探したところ,ワコムのBamboo Paperが見つかったのでインストールしてみた。

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まず用紙の種類がいくつか用意されていて,写真の罫線ありのものや方眼紙の用紙が選べる。いくらか払えば画材のような用紙も使えるようだ。

また書いたときの追従性も良く,消しゴムを使って消すときも消しゴムでなぞった部分だけがきちんと消える。当たり前のことのように聞こえるが,どうもこれは当たり前ではないようなのだ。

ただワコムのInkspaceにしかデータのアップロードができないようなので,ややデータの使い回しに難があるか。

このあたりの話は, T教授が他のデバイスでレビューしている。

ascii.jp

ワコムのBamboo Paperはいつも使うアプリではないし,他のデバイスで見ようとすると少し難がある,ということで調べたところGoogle keepでも手書き文字入力があることに気がついた。

play.google.com

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Google keep右下のメニューの筆のアイコンをタップすると,手書き入力用のペーパーが表示される。

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書いてみたが,keep側でペンの種類を選べ,サインペンのようなタイプを選択すると仕事でメモをするときのような感触になった。

ペンの追従性はメモする程度であれば悪くはない。ただ書き始めの立ち上がりでちょっともたついたときがあったが,毎回起きるわけでもないようだ。

それと消しゴムで消したときの挙動が独特で,消しゴムがあった箇所の部分だけが消えるという挙動ではない。「一筆で書いた線が消しゴムが当たったらまるごと消える」という挙動である。

たとえば,「できる」の「で」の「て」部分を一筆で書いてある場合,消しゴムが「て」のどこか一カ所に当たると,「て」がまるごと瞬間的に消える。手書き文字ならいいが,これをイラストでやられると致命的なのではないか。少なくともkeepで絵を描こうと思わない方が良さそうだ。

といっても,keepならばスマートフォン・タブレット・パソコンを問わず閲覧・編集することができるので,メモだけとれれば十分という場合には利便性の方が大きい。

紙への手書きだと共有や同期が難しいのでだんだん離れているのが事実だが,デジタルで完結させられればまた話は別なので,少し使い道を研究してみようかと思う。