レベルソ(Reverso) トリビュートデュオ(Tribute-Duo)とサンムーン(SunMoon)を比較する

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ジャン・ルソーから,オーダーしていたベルトが仕上がったとの連絡があったため銀座へ。

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外してあるのがレベルソオリジナル,装着しているのがジャン・ルソーにオーダーしたベルト。

オリジナルにかなり近い色合いの,藍色の革で作っていただいた。もちろん,裏地はラバー。

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少し暗いところでは,そこまで青みは目立たない。

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手持ちのサンムーンと比較するとほぼ同一サイズ。薄型の時計がほとんどの私にはこれぐらいがちょうど良いようだ。トリビュートカレンダーはやはり一回り大きい。

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いずれもそれぞれ華がある。

サンムーンはインデックスの数字や針の細さから女性的な印象があるが,ムーンディスクやサンムーンがあるため,全体としてバランスが良い。これで針が太かったりすると,押し出しが強すぎてまとまりを欠いた印象が出るのではないだろうか。

トリビュートデュオは,文字盤は極めてシンプル。マッシブな針とアップライトバーインデックスと荒らした文字盤が見どころになる。こちらは針などが細いと,女性向けの時計になってしまうだろう。

いずれも足し算・引き算がうまく調和したデザインといえる。

そしてサンムーンはプラチナ,トリビュートデュオはステンレスと素材が違うため,トリビュートデュオのほうが軽い。トリビュートデュオは着けていて時計をしていることがほぼ気にならないが,サンムーンは時計を着けているという存在感が確実にある。

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両者の違いでわかりやすいのは,ベルトの幅。時計側のベルト幅はほぼ同一だが,トリビュートデュオは剣先までストレート,サンムーンは細くなっている。時計のサイズ感は同一でも,ベルトが違うとそれだけで印象が変わる。サンムーンはドレス寄りで繊細,トリビュートデュオはカジュアルにも寄れるように思う。

手巻きであることが気にならなければ,ステンレスで取扱もそこまで気にしなくて良く(ゴールド・プラチナはどうしても柔らかいので傷がつきやすい),ぱっと見でも上品なトリビュートデュオはおすすめだと思う。

八重洲口で定例会議

https://www.instagram.com/p/BeUbEHSg-Do/

八重洲口近くで会議。

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会議の後,近くの店で友人と夕食。

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伊勢丹の京王プラザセール,銀座でベルトのオーダー,BNYでコート購入,ヴァシュロンコンスタンタンで受領

https://www.instagram.com/p/BdL91_bAPZQ/

前倒しで仕事が終わっていて,多少余裕があったので年末恒例の京王プラザで行う伊勢丹のセールに行ってきた。

10時40分ころに着いたが,列ができていて入場するまで20分程かかった。

気に入っていたかなり明るめのグレーのコートをダメにしてしまったので,同じようなコートを探しているのだが,なかなか見つからない。メンズのコートだとどうしても暗い色に偏りがち。一通り見て回ったがやはり明るいグレーのコートは見つからない。

結局,紺のホーズとグレーの薄手のマフラー,小さめのカジュアル用バッグを購入して京王プラザを後にした。

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新宿から銀座に移動して,ジャン・ルソーへ。

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レベルソ トリビュートデュオのベルトをオーダーした。

www.suitsstyle.com

裏はラバーにしてくれと頼んだところ,ラバーではなく革のほうが汗等が抜けるからいいと助言された。しかし,これまでの経験ではそういうことはなく,ラバーで汗を革にできるだけ透過させないことが肝心だと考えていることを伝えて,結局いつもの通りラバー貼りにしてもらった。

単なる水分だけであれば水分が抜けるということはわかるが,革を直接身につけていると水分以外の成分も革が吸ってしまい,傷んだりにおいが出てしまうことは避けられないのではないだろうか。革に吸い込まれた水分以外の不純物が洗浄もしないで抜けていくとはちょっと考えにくい。例えばコットンの服であっても,着たときに汗をかいてしまい,その後乾いたとしても完全に綺麗になる訳ではない。革も同じことだろうから,私個人としてはあまり説得力のある話だとは思わなかった。

f:id:suits:20171227135430j:plainさて,オーダーを済ませた後はバーニーズ・ニューヨークへ。

セールが始まっていたので店内を回ったところ,それなりに明るいグレーのコートが見つかった。カシミアのコートで20万円ほどだったので,試着して購入。

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明るいグレーでカシミアのコートは二種類あったが,値段はほぼおなじで片方は裏地がキュプラ,他方は絹だった。裏地が絹だといろいろと気を使うことになってしまうので,キュプラの裏地のものを選択。

袖桁を調整してもらい,受け取りは年明け。

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最後に,ヴァシュロンコンスタンタンへ。

オーバーシーズのブレスレットの調整を頼んでいたが,着用したところややタイトであったため,ついていた半コマを外して一コマ付け足した。これでぴったり。

時計のブレスレットのコマ足し/コマ抜きだが,12時側と6時側でできるだけ長さが均等になるよう調整するべきだろう。片側だけ長いと,見た目のバランスもおかしく,重量バランスも偏ってしまうのでつけ心地が悪化するのではないか。

もし1コマ増やすのであれば,可能であれば12時側に半コマと6時側に半コマにしたほうが,見た目やバランスとしては時計が本来想定していた状態になるはずだ。

先日,ノーチラスのブレスレットの調整をしたときにも,ブレスレット双方のバランスを取るよう両側のコマ数を指示して依頼した。

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今回もブレスレットのコマ数のバランスが取れるように数を具体的に指示して依頼したので,納得がいく状態で出来上がった。

支払いの段になったところ,インボイスはなんと0。支払うつもりだったので拍子抜け。これでブレスレットの時計が5本となったので,夏場にも平日は毎日違う時計をつけられる。

ビストロタカでクリスマスディナー

https://www.instagram.com/p/Bc_2LUqAogx/

クリスマスディナーを予約していたので,かなり早めに仕事を切り上げて湯島のビストロタカへ。

bistrot-taka.com

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最初はクレマン・ダルザスのエクストラ・ブリュットで。

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前菜は雲丹・人参のムースとコンソメジュレ。

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テット ド フロマージュ。豚や猪のゼリー寄せだが,しつこくなく肉の旨味が凝縮されている。

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ここで白ワインへ。

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帆立のポワレとフォアグラ。

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帆立の味付けが素晴らしい。また帆立の上に乗ったフォアグラにかけられているグレープフルーツのジュレがフォアグラのしつこさをうまく消している。

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さつまいものスープを挟んで

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ハタのブールコンポゼ。上にかかっているのはパン粉とドライトマトを混ぜたもの。上の部分は香ばしく,ハタは蒸しているのでしっとりとしている。下のソースは香草風味。

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肉料理は蝦夷鹿の赤ワイン煮。じっくり煮込んでいるため肉は大変柔らかい。

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フロマージュは,パンと葡萄を一緒に食べるよう促された。

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デザートは,林檎とキャラメルのムースにアマレットレーズンが入ったアイスクリーム。アマレットレーズンとは珍しい。

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カフェオレと共に小さなモンブランをいただく。

普段もハイレベルだが,高級食材を使ったクリスマスディナーには圧倒された。この内容で1万3000円なのだから文句のつけようがない。銀座であれば最低でも2万円取れる内容だろう。

来年もできるだけ定期的に通うつもりだ。メインシェフが一人であるためディナーの進行はゆっくりめになってしまうが,そこは時間をかけて食事をする贅沢ととらえたい。