Curch's チャーチ tenbyを履いてみた

Herring shoesから輸入し,先日ラバー半貼りを依頼していたCurch'sのTenby(Last119)が伊勢丹から帰ってきた。


薄茶のラバーを選択して,もともとの靴の雰囲気を残すようにした。

さて履く前日に試し履き,と思って履いてみた。
が,これが当初は足がまったく入る気がしなくて参ってしまった。
靴紐をすべて緩め,時間をかけて履くしか方法がない。

靴全体がきついのか,と思ったが足を入れてしまうとまったく問題はない。
調べてみると,履き口が相当狭く,かつウエストを絞っているのが原因のようだ。


左はLast173の8年ほど前に買ったDiplomat。履き口の狭さは明らかだ。


手持ちの靴と比べても,かなり狭い。
手持ちの靴で一番足入れに時間がかかるのが写真右のAubercyだが,これよりも縦方向ではTenbyのほうが狭い。


靴としては今の時流に合わせてロングノーズである。
踵の後部への張りがやや大きいため,ソールだけではなく靴全体の長さはこれまで手持ちで一番ロングノーズの左の靴よりも長めであった。


Diplomatと比べると,ロングノーズになっていることがはっきりとわかる。
DiplomatのほうがこれまでのChurch'sらしい靴ではある。


履き口が狭く,履き口からキャップまで長くなっているため,ブローグ部分がかなり後退していることも靴全体を長く見せる要因となっている。

とはいえ,ソール自体の長さで言うと実はLast173のDiplomatとほとんど変わらない。アッパーの作りでこれだけ差があるように見せているのである。


さて,一日履いてみた感想だがすこぶるよかった。
足入れは大変だが,足全体で履く靴となっているためフィット感では手持ちのどの靴よりも感触がよい。
また,キャップ部分も足指の付け根より先にあるため,Diplomatでやられたように親指付け根への食い込み(履き始めは豆がよくできて泣かされた)もない。
私は右足のボールジョイント部分が痛くなってしまうことが多く右足の靴をストレッチする必要がたいていあるのだが,この靴は特にそうしなくてもよさそうだ。

Last119の靴はあまりないようだが,革質も作りもいいし,フィット感もこれまでにない感触で,(検品さえしっかりしてもらえれば)相当なレベルだろう。

Diplomatは8年前に購入して履く頻度は高い方だがアッパーが痛むこともなくいつまでも履けそうな感じさえしている。ただし履き始めは特にソールが固く難儀はしたが。
Tenbyもスーツ用の靴としてローテーション入りさせたので,Diplomatと同様に長期間使い続けられることを期待したい。