シューケアボックスを作る

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シューケアグッズはそれなりの数を持っているが,適当な箱に入れただけだったので整理することにした。

といっても,製品として売っているものほど大仰なものは必要ないので,自作することに。

マグナムワインの木箱をワインバーの方に譲ってもらい,これを加工する。

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内部の仕切りは取り外せるものがよい。また,通常サイズのワインボトル用の木箱だとやや小さいので,マグナムボトルの木箱のほうがよいだろう。ワインバーなどで手にはいらない場合は,ワインごと買ってワインは飲んでしまっても良い。木箱だけ欲しい場合は,オークションなどで検索して適当な木箱を入手することになろう。

まずは400番の紙やすりで全体を軽く磨く。

このとき,粉が大量に出るので外で作業をするべき。家の中でやると粉まみれになる。

平滑を出すのであればここでかなり磨きを入れることになるが,磨きすぎると印字が消えてしまうので今回は軽く磨いて終わりにした。

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木箱はそのままだと塗装も何もされていないので,カビが生えたり痛みが出たり,汚れやすかったりするので塗装が必要。

マホガニー色の油性ニスを薄め液で薄めてから,全体に塗って数時間乾かし,乾いたらまた塗り重ねていく。一度に厚塗りしないように気をつけて塗っていく。

といっても,今回は自分で使うだけなので,そこまで気を使わず大体で済ませてしまった。

なお,刷毛は100円ショップで済ませないで良いものを使わないと毛が抜けて仕上がりが悪くなる。良いものと言っても数百円程度しかしない。

ニスは水性と油性の両方あるが,塗装の難易度はやや上がるが水分で色落ちしないことや耐久性は高くなるので,油性のほうが望ましい。

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塗装が完全に乾ききってから400番の紙やすりをかけて研ぎ出しした。研ぎ出しするときには,新品の洗い物用のスポンジに紙やすりをあてて行うと非常にやりやすい。

下準備と塗装完了までに土日をかけ,翌週の土曜まで乾燥させてから研ぎ出ししたので,なかなか時間はかかっている。

頻繁に使うクリームは靴棚に置きっぱなしにしているが,その他の道具はこの箱で保管することになる。箱の幅はこれくらいないとクリームをうまく入れられないので,やはりマグナムボトルの箱を調達する必要はあるだろう。