なんとか仕事を２９日に終わらせたので，毎年年末に京王プラザホテルで開催されている伊勢丹のセールに行ってきた。
例年通り，まずはスーツ用のワイシャツを４着オーダー。ワイシャツは２年（ワイシャツの枚数とワイシャツを着る全体回数で計算すると１００回弱）着ると傷んでだめになってしまうので，定期的に交換するようにしている。
以前は襟と袖を交換していたのだが，それぞれ３，０００円ずつ交換にかかり，交換中は当然着用できなくなること，新しく買い直しても一着１万円程度なので交換するのはやめてしまった。
伊勢丹のセール時期のオーダーシャツは二着セットの価格になる。混紡は１４，０４０円，綿１００％は１６，２００円，アクアスキュータムの生地で２１，６００円，イタリア製の生地で２５，９２０円。一着あたりの金額はそれぞれこの半額だから，既製品のシャツとそれほど値段が変わるわけではない。高額なブランド製の既成シャツを買うくらいなら，オーダーシャツを絶対に買うべきだ。身体に合ったシャツは，ちょっと合わない既製のシャツを凌駕する。
それと以前私はシャツの洗濯タグに購入時期を油性ペンで記入しておき，交換時期がわかるようにしていたが，最近のオーダーではシャツのタグに製作時期がきちんと印刷されるようになったので地味に利便性が上がっている。
既に年末のセールは終わってしまったので，年始のセールを狙うことになるが，オーダーシャツはセール期間ならばいつでも発注することができるはず。セール開始後の土日午前中（午後はやはり混むので午前中が良い時間帯）に行けば，ゆっくり採寸してもらえるだろう。
さてシャツのオーダーは採寸もしないので１０分弱ですぐ終わったが，会場に入る前にTOMMOROWLANDのブースで少し気になるコートがあった。
今日はシャツのオーダーに来たから，ということですぐに通り過ぎてしまったのだが，帰り際に見たところやはり上品な印象があり，試着させてもらった。MACKINTOSHのコート(GD-008)で，TOMMOROWLANDの別注品とのことだった。
前提知識なしで試着したが，生地が綺麗で中がダウンになっていて軽いが大変暖かい。即座に購入を決定。
もともとの値段が税抜き１８０，０００円と結構な額だったが，セール価格で税抜き１０８，０００円になっていた。ここから私は株主優待で１割引なので，税抜き９７，２００円と半額近くで購入できた。
家に帰って調べてみると，今季発売されたコートでかつロロピアーナの生地を使っているとのこと。それならこの値段になるだろうし品があるのも当然だ。スーツにあわせてもいいし，カジュアルにあわせても使いやすそうで，これはいい買い物だった。
実はセールのときには高い物を買え，ということをいつも心がけている。値引きの金額で言えば，そこそこの金額のものよりも高額なもののほうが絶対的な差額は大きくなる。それと何着も買っても一日に着られるのは普通一着だけ，それならたくさん買うよりも一着の質を高めていくほうが良いのではないかと思う。
