Instagramを始めてみたことは先日書いたが,何人かの方からフォローをいただいたり,コメントをいただいたりしている。ありがとうございます。
ブログをいったん休止された方もInstagramで写真を拝見することができ,うれしい気持ちになった。
何にせよ,まずはある程度の写真数がないと始まらないので,過去の写真を発掘してアップロードしている。
少しやっかいなのが,Instagramはパソコンで写真のアップロードをする構造になっていないことだ。アップロードには,スマートフォンかタブレットを経由する必要がある。モバイルファーストではなくモバイルオンリーの指向で,ターゲットの数を考えれば仕方ないと思う。
ただ,これだと私のように画質のいい写真をデジタルカメラで撮影してアップロードしたいという人間の場合,いくつか工程を挟む必要がある。
現在,私はGooleDriveの有料会員として年間利用料金を支払い1Tbyteのクラウドストレージを利用している。そのため,まず自分のパソコンに写真データを取り込むと,自動的にGoogleDriveにデータがアップロードされ,GoogleDriveと連動しているGooglePhotoに写真が取り込まれる。
次にタブレット(Mediapad X2)でGooglePhotoを閲覧し写真をダウンロード。
最後に,タブレットでInstagramを起動して,ダウンロードした写真を選択し,トリミングと必要があればエフェクトをかけ,最後にタグを入れて終了。
あらためて書いてみると結構な手間ではあるが,スマートフォンないしタブレットの画質では満足できない場合デジタルカメラで撮影するほかなく,そうすると何らかのクラウドストレージを経由する必要はあるだろう。クラウドストレージを使わないのであれば,MicroSDXCカードなどのメモリー媒体を経由することになるが,スマートフォンやタブレットはメモリー媒体を頻繁に交換する設計になっていないことが多く,あまり現実的ではないと思う。
パソコンからGooglePhotoに直接アップロードするという方法もあるが,RX100で撮影した写真の場合,GooglePhotoでは一定のサイズにデータが圧縮されてしまう(16M pixelまではそのまま保存されるがそれ以上では16M pixelに圧縮される)。また,写真のデータをローカルで保存していると事故や故障でデータが消失することもありうるので,撮影したデータはすべてGoogleDriveで保存してローカルには最近のデータしか残さないようにしている。
さて,Instagramでは,主に時計と靴を掲載することにし,それに加えて風景等を少々という内容でやっていくつもりだ。
食事関係までInstagramにのせると少しテーマがぼけてしまうだろうから,そのあたり(Foodpornという面白い表現があるようだが)は引き続きこちらにアップロードすることになるだろう。
Instagramでは写真をアップロードすると,まず写真のトリミング,次にエフェクトをかけるか選択する場面になる。写真のトリミングにより撮影したときとはずいぶん違った印象の写真ができあがることもあるし,エフェクトもかなり優秀でスマートフォンやタブレットで見るときにはエフェクトをかけたほうが見栄えのする写真になるのだろうと思う。
これはトリミングとエフェクトがうまくはまった例。
ただInstagramは広告がかなり多く,スパムと思しき投稿も散見される。
着こなしや色使いと組み合わせ,写真撮影方法とその構図など,たいへん参考になる写真も多いがスクリーニングはしっかりしておいたほうがよさそうだ。