PATEK PHILIPPE パテック・フィリップ ノーチラス 5711/1A-001,AUDEMARS PIGUET オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク 15450ST

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いずれの時計も今年になって買った時計だが,どちらも同じくらい気に入っている。
梅雨に入ってから以降,暑い間はオンのときもブレスの時計をつけている。いずれの時計も悪目立ちすることなくずっとそこにあるのが当然といった風情。

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ただやはりノーチラスはドレス寄り,ロイヤルオークはスポーティーだなと感じる。
ノーチラスは本体も薄いが,腕の表面からなだらかに文字盤までつながる曲線がいわゆる「耳」によって作出されているので,腕時計の存在がごく自然なものとなっている。
これに対してロイヤルオークは,エッジの立った側面と角形のベゼルがその存在を主張する。
厚さで言えば数ミリレベルでしか変わりがないのに,これだけキャラクターが違うというデザインの妙。
ただこの後のジェンタデザインについてはあまり惹かれるものを感じないし,晩年のデザインはちょっと趣味が良くないのではないのかな,と感じることもあるが。氏のデザインの中でもっともよい時期のデザインだったのではないかと思う。