数年前から，Corby コルビーのズボンプレッサーを使っている。以前はアイロンで仕上げていたが，忙しいとどうしてもおざなりになってしまう。
ズボンプレッサーは手抜きのようで少し躊躇いもあったが，膝が出てしまったスーツを着ているほうがよくないだろう，ということで購入した。
使ってみると非常に便利で，今では手放せない。高い機種もあるようだが，一番安いCorby コルビー ズボンプレッサー 3300がセット時間30分固定，高い機種だと15分，30分，45分から選択できるという違いのようだ。
そんなにまとめてセットするものではないし，30分がちょうどいいので，高い機種を買う必要はないだろう。
さて，ズボンプレッサーはスーツにだけしか使えないのか，というとそういう訳ではない。
織物なら割と何でも使えるようで，私はマフラーやストールなどにも使っている。挟んで30分立つと皺が取れて綺麗になる。とてもお手軽だ。
それとネクタイにも使える。ネクタイにアイロンを当ててしまうとあっという間に駄目にしてしまうので禁忌だが，ズボンプレッサーで挟むとかなり綺麗に仕上がる。
実は和装をする方の間では有名なテクニックらしく，シルクの着物の皺取りにズボンプレッサーが使われていると聞いたことがある。当然，シルクが使われているネクタイにも有効というわけだ。
