パテックフィリップ トラベルタイムがメンテナンスから戻ってきた

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スフィアパテックフィリップから,巻き上がらなくなったトラベルタイムのメンテナンスが終わったとかなり前に連絡があったが,ようやく受け取り。

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応接室で受け取り。

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巻き上がらなくなっていたが,当然のことながら問題なく修理されてきた。

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費用は簡易ながらも複雑機構(矛盾した日本語だ)がついているため,やや加算されたメンテナンス費用。といってもこれが基本料金で,基本料金だけで済んでいる。基本料金で済んで他に部品代等加算されていないので,ある意味明瞭会計。さすがに相当数の部品が不良になっている場合には別途費用がかかるのかもしれないが,ある程度の範囲までであればたぶん定額なのだろう。

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その後,銀座に行きオーデマピゲでエクストラシンのブレスレットの調整をしようと思ったが,土日はサービスセンターがやっていないとのこと。仕方がないので平日に再訪することにした。

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最後に,三越のRESHで靴のメンテナンスを依頼。ブログでご紹介いただいたようだ。

いつものバーで

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週末はいつものバーで。

フレッシュな桃で,ベリーニを作っていただいた。

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その後は,マティーニを。

平日は飲まないように気をつけているので,週末の楽しみだ。

オーデマピゲ ロイヤルオーク エクストラシン(15202st)を入手した

海外送金をして一週間ほどでFeDexから電話連絡があり,商品代金と消費税の確認があった。消費税は,商品代金の60%に8%がかかる。消費税だけで16万少々で,代引きのみだったので現金を用意しておいた。DHLだと消費税の支払いにカード決済も使えるので便利なのだが,FeDexでは現金のみとのこと。

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箱や保証書,時計本体等ひととおりの付属品はそろっていたが,輸送中に少し手荒に扱われたのか時計用のボックスの端にやや破損が見られた。

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Like Newとのことだったが,多少気になる部分があった。というのも,ロイヤルオークはどうしても八角形のベゼルの斜めになる部分の角を傷つけやすい。この個体にもよく見るとその傷がついていたが,値段が抑えられていることからすればやむをえない範囲か。新品ではないのだからある程度のことは仕方なかろう。

サイズ感であるが,ノーチラス並みに薄いため丁度良い。ただ39mmは本当にぎりぎり許容できるサイズで,41mmはInstagramの写真を見ても大きすぎないか,と思うことがある。

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37mmの15450stと。

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37mmのほうは厚みによってボリュームがあるため,この厚みでこれ以上大きいとしんどいサイズと感じる。エクストラシンは,その薄さで39mmのサイズが許容されている。ロイヤルオークは時計の端までベゼルが立っているため,時計の計測上のサイズは同じでも,どうしても「サイズ感」は大きめになりがちなのだ。

15450st並みの厚みだと37mmが限界,エクストラシンの厚みだと39mmが限界ではなかろうか。好みはあるだろうが,他人から見て「なんでこの人こんな大きい時計してるんだろう?時計が歩いているみたいだな」と思われるようだとなかなか厳しいのではないか。

Chrono24で買った商品の代金支払いのため銀行から海外送金をする

Chrono24で時計等を海外の業者から購入し,かつChrono24の決済方法であるTrusted Checkoutを利用した場合,支払い方法は二つ。

クレジットカード(VISA/Master)か,海外送金である。

クレジットカードで支払いができるなら,手間も手数料もかからないので一番だろう。

しかし,クレジットカードには限度額が存在し,限度額以上の商品では決済不可能。そのときは,銀行等を利用した海外送金をするしかない。

今回は商品代金が300万円を超えており,カード決済ができなかったため,みずほ銀行を利用してChrono24の指定口座に海外送金をして決済した。Chrono24での海外送金決済については,Chrono24のほうで詳細に方法を記載しているわけではないのでなかなかわかりにくい部分もある。今後,同じことに挑戦される方のために記録を残しておく。

 

まず,海外送金に対応している支店を事前に聞いておく必要がある。都市銀行でも,海外送金を扱っている支店とそうでない支店がある。地方銀行でも同様だろう。電話で最寄りの支店に問い合わせをすれば,一番近い海外送金取り扱い支店を紹介してもらえる。

 

次に,海外送金する銀行の口座に,必要金額を入金して用意しておくこと。現金持参でも送金できるが,口座の金銭で処理してもらった方が安全で簡易だろう。

そして,身分証とマイナンバーがわかる書類の持参。国際的にマネーローンダリングの規制が強化されており,海外送金には必須となる。

 

最後に,決済時に表示された画面を印刷して持参する。

 

さて,ここまでが前提。

次に銀行で送金手続きをする際,かなりいろいろな事項の記入が必要となるが,Chrono24で購入手続きをしてぱっと見ただけでではよくわからなかったり,はっきりしない部分もある。

 

銀行で海外送金の際に,書類に書くべき情報は以下の通り。

1  送金種類→海外への送金

2  支払い方法→口座振込

3  経由銀行・受取銀行で発生する手数料→お受取人負担(海外銀行での受け取り手数料,Chrono24は送金の際に別途費用はかからないとうたっているので,海外送金の際に国内銀行でかかる送金手数料以外はあちら持ちで問題ない)

4  送金通貨→円,決済時の金額を記入(Chrono24では決済通貨を円指定しておけば円貨で金額が表示されるので,表示の円価格を記載する)

5  引き落とし口座→自分の口座番号等

6  ご依頼人名→自分の氏名

7  ご依頼人住所→身分証記載の住所

8  お受取人名→「Chrono24 GmbH」と記載

9  お受取人住所→「Haid-und-Neu-Str. 18 76131 Karlsruhe」と記載(Chrono24のサイトの会社案内に記載されている。下図の白囲み参照)

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10 国名→「Germany」と記載

11 お受取人口座番号(またはIBAN CODE)→決済時に表示された画面の,「IBAN」の横の英数字を記載

12 お受取人あて連絡事項→決済時に表示された画面の,「備考欄 / リファレンス」の横の英数字を記載

13 送金目的→「商品代金(時計)」と記載

14 商品名→「時計」と記載

15 原産地→時計の生産地(時計のメーカー所在地)の国名を記載

16 船積地→販売業者の所在国および所在都市を記載,決済時に表示された画面の販売業者のところに書かれているか,もしくは販売業者の紹介文から読み取る

17 支払銀行名→決済時に表示された画面の銀行名の部分を記載

18 支払銀行の国名→「Luxembourg」と記載

19 ABA NO.(ROUTING NO.),BIC CODE(SWIFT ADDRESS),SORT CODE等→SWIFT / BIC コードの横の英数字を記載

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海外送金手数料は,5500円だった。

みずほ銀行経由だと,支払い手続きの翌日にはルクセンブルクの銀行に着金があったようだ。

その後,すみやかに販売業者から商品の送付がされ,注文から10日ほどで手元に時計が届いた。手間はあるが,カード決済ができない商品であってもカード決済とあまり時間差はなく入手できると言っていい。

 

付記しておくと,商品代金と別途消費税が課税される。関税はない。

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当時の消費税は8%だったので,商品代金の60%が消費税の課税代金となる。

つまり,「商品代金*60%*消費税率(2019.11.9現在10%)=個人輸入した時計に課税される消費税」となる。

 

なお,最初にも書いたがChrono24のTrustedCheckout(簡単に言えばChrono24の口座にいったん入金がされ,問題がなければ業者に送金されるシステム)を必ず使うべきだ。

もし使わないで業者に直接送金した場合には,商品不着等のトラブルが起きたときにどうしようもなくなる。業者によってはTrustedCheckoutが使えるとしていても,直接自己の口座に送金するよう求めるメッセージを出す業者も割とあるようだ。

業者としてはChrono24に手数料を取られることを嫌がっているのか,支払代金を早くほしいのか,はたまた代金だけ取ってしまえと思っている可能性すらありえるが,Chrono24を絶対に挟むべきだろう。