伊勢丹のセールでネクタイとサイドエラスティックシューズを買う

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午前中,伊勢丹に行ってきた。

連休初日だが,午前中はそれほど混んでいない。本当は初日に行ければ一番なのだろうが,平日なので流石に難しい。

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12時を回るころに伊勢丹での用事は終わったが,軽く食事をしたり他の店を少し覗いてみたりしたため,帰ると15時ころになっていた。

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ホーズ(靴下)とネクタイは,完全に消耗品なので定期的に補充している。

ネクタイは紺のスーツには紺生地にドットのネクタイ,グレーのスーツにはライトブルーにドットのネクタイと,例外はあるが基本的に決め打ちにしているので買うときも迷わない。

今回はいずれもFAIRFAXのネクタイにした。海外製のネクタイであっても,生地がやたらと薄くてどうにも締まらないネクタイだったりすることもあるが,FAIRFAXは生地もしっかりしていて値段も手頃。面白みがないと評価する向きもあるようだが,他者に妙な印象をあたえるようなネクタイであればしないほうがマシだと私は思っているのでこれが一つの最適解。

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昔何気なく伊勢丹のセールで買ったFAIRFAXのネクタイは,着けてみたらセッテピエゲ(芯地なしの7つ折り)でかなり驚いたことがあった。

調べてみると普段から販売しているものではないため,どういう経緯で伊勢丹に置かれていたのかわからない。

こういう仕事もきちんとできるブランドで,手抜きはないのだから面白みがないなどとはとても言えないだろう。作りと値段のバランスが大変良いため,私の定番になっている。

 

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ネクタイとホーズ以外では,向かって右側のカンパニーレのサイドエラスティックシューズを購入した。

向かって左のエドワードグリーンのスエードサイドエラスティックシューズは,以前伊勢丹のセールでたまたま自分のサイズが残っていたので一足くらいあってもいいかということで購入したもの。

購入したときは適当な加減で買ったのだが,ちょっと家から出るときに重宝するようになった。ただし,サイズ感がかなりシビアで,ホーズで履く分には問題ないものの,ホーズよりわずかに厚いカジュアルな靴下で履くときつくなってしまい,足の疲れを覚えてしまう。

とはいえ下駄代わりになる便利な靴なので(エドワードグリーンの靴を下駄代わりというのも贅沢な話だ),履く時間はかなり短いが頻度はなかなかのものになっている。

しかしスエードなので雨のときには履くのが憚られるし,靴下によっては疲れてしまう。そのため,夏のセールでサイドエラスティックシューズを一足手に入れたいと物色していた。

探してみると意外に丁度よいものがなく難儀していたが,伊勢丹でなんとかカンパニーレのサイドエラスティックシューズを見つけたため購入。外税で35,000円だったが,株主優待で1割引。

下駄代わりに使う靴なので,あまり高いものを買うのはどうかと思っていたが,デザインが気に食わない靴は買う気が失せる。この靴はそのバランスが取れていた。

話は変わるが,大塚製靴の製品ラインがしばらく前からだいぶ変わったらしく,Otsuka since 1872 for ISETANはなくなってしまったようだ。代わって,「Rules」なる廉価ラインと,「Otsuka Shoten」という中堅ライン,「Otsuka Limited」という高級ラインに分かれたようだ。

伊勢丹が頻繁に開催している小さなセールでは「Rules」が外税2万円で出るようになり,他のラインは見かけなくなった。「Rules」は革の質も率直に言ってあまり良いように見えず,またデザインもロングノーズ気味で買う気がしない。あれを買うなら,ジャランスリワヤを買ったほうが良いと思う。とはいえ,ジャランスリワヤは革質・作りは良さそうだがコバが張っていてソールも厚いためやや武骨,よく言えばカントリー調の印象を受けるのでスマートな靴が好みだと合わないかもしれない。

今回のセールでは,「Otsuka Shoten」も出ていたが,数はかなり少なかった。値段は外税で3万円。買うのであればこちらのほうが良いだろう。ただ数が出ていればということになってしまうが。また以前のOtsuka since 1872 for ISETANと比べると,価格が上がっているため悩ましい。もう少し値段が上がってしまったら,海外製の靴の価格帯に入ってきてしまう。

価格帯がやや低い靴については,どうしてもはやりのデザインになってしまい,クラシックな靴を買おうとなるとある程度以上の値段は覚悟する必要があるのかもしれない。クラシックな靴を買うのであれば,きちんと手入れをして長持ちさせろということか。