Otuska for ISETAN(Otsuka since 1872)

大塚製靴の靴は,かなり昔から履いている。


両方とも大塚製靴のストレートチップだが,左はもう履き始めてから10年近くになる。値段も安く,セールであれば3万円を切る価格で入手できる。ストレートチップなど,オーソドックスなタイプもセールにかかるので,もし私が他人に本格靴を勧めるとすればこの靴になるだろう。


10年履いた靴。
革は柔らかめではないかと思う。手入れすれば皺から亀裂になるようなこともない。

ただ,革の柔らかさはソールについてもいえるようだ。
実はこちらの靴は,履き始めて2年で二回オールソールすることとなった。履く頻度は週に一回程度だったが,ソールの消耗が非常に激しかった。他の靴はそのようなことがなかったのだが,この靴だけはとにかく減りが早かった。結局,二回目にオールソールしたとき,Vibramのラバーソールを貼り付けることにした。


全体をM.MOWBRAYのクリームで磨き,爪先はKIWIのParade Glossで光らせている。爪先の光らせ方はこの程度で十分だ。
革質についても,John Lobbなどと比べれば差が出るのは当然だが,決して貶められるような質ではなく必要十分だと思う。きちんと手入れすれば綺麗になる。
私はかなり気に入っていて,5年ほど前に,同じストレートチップを買い足した。気兼ねなく使えて質がいい,本当の意味で良い品だと思う。


右のダブルモンクのスエード靴も,大塚製靴のものだ。暖かみのある表情で,こちらも気に入っている。

ちょうど伊勢丹ではセールになっているが,もし機会があれば大塚製靴の靴は手に入れる価値があると思う。伊勢丹新宿では夏冬のセール以外にもときどきカード保有者にセールの案内状を出しているが,そういった小規模のセールでも大塚製靴の靴はよく出されている。定価でも十分だが,セールで買えばさらに満足がいく買い物になるだろう。