ワイン会で赤ワインを開ける

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あまり多くない人数でワインを飲もう,ということになったので夕方くらいに友人宅へ。

最初はシャンパンを2杯ほど。

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その間に,シャトー・ラトゥールをデキャンタージュ。

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リーデルのグラスを用意して。

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飲みが進むとわからなくなってしまうよね,ということでまずは一番の大物から。

数年前に買ったワインだが,時間がたって10年ものになり素晴らしい味だった。芳香が強く,味に若い感じは全くしない。一人100mlほどだったが,これぐらいで香りを楽しみながらゆっくり飲むので丁度いい。量を飲んで愉しいワインかというと,ちょっと違う感じがする。

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次のワインに行くまでに,アヒージョやパエリアをいただく。

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特にデキャンタージュしなかったが,グラスに入れてから少しおいた方がよかった。若い感じはするが,こちらもなかなかよいワインだった。値段はさほどではないので,何本か買ってあと数年置いておくと良くなってくるかもしれない。

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アルマーヴィアも,ロスチャイルドがチリで経営している畑のワインなので,方向性はロスチャイルド(ロートシルト)のワインに近しい。こちらもまだ若いので,毎年何本か買い足して数年置いてから順番に開けていくのがいいのかもしれない。

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一人一本分くらい飲んでしまい,結構酔ってしまったなと思ったので少し早めに帰らせてもらった。私以外はこんなの飲んだうちに入らないよ,と笑っていたが。

出張続き

https://www.instagram.com/p/Bg2JHbuAwwm/

出先で一日仕事のため,軽い時計で。

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急に暖かくなってきたからか,ちょうど桜が綺麗だが,月明けには散ってしまうのだろう。

A. LANGE & SOHNE(ランゲ&ゾーネ) 235.026/LS2353AA 1815を購入した

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A. LANGE & SOHNE(ランゲ&ゾーネ)の1815は,端正な印象があったので以前からそのうち買ってもいいと思っていた。すると,決算期だからか150万円を切る値段で新型が売られていたので,早速購入した。国内定価では現時点で242万円なので,6割の価格で購入できたことになる。

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私も調べてみるまで知らなかったが,1815の新型は一度モデルチェンジをしている。

初代1815はケースサイズ36mm,1995年初出。真偽のほどは不明だが,ジャガールクルトの長方形ムーブメントCal.822を円形に再設計したといわれている(この話,否定する人間と肯定する人間がいて結構ややこしい),cal-L941.1 を搭載。

 ランゲ&ゾーネ 1815 206.025 A. LANGE & SOHNE 1815

その後,ケースサイズを40mmに拡大した新型が2009年に発売,この新型ではムーブメントも再設計されL051.1に一新。

と,ここまでが雑誌に書かれていた話である。

この話は2015年1月に発売されたクロノス日本版No.57の「1815のすべて」という記事にまとめられていたのだが,少々問題がある。

1815は2014年にモデルチェンジしており,ムーブメントは2009年の新型と同じ,ケースサイズが38.5mmに変更されている。

https://www.alange-soehne.com/assets/DataSheets-PDF-Datenblaetter/ALS-1815-JP.pdf

2014年初頭のバーゼルワールドでモデルチェンジについての発表はされており,クロノス日本版No.52でもそのことについて記事が作成されている。

それにもかかわらず,その1年後に発売された雑誌では,モデルチェンジ等について一切触れられていない。記事の構成としては問題があるといわざるを得ないだろう。

買う前に私も調べをつけるようにしていて,その過程でわかった話である。ネットで様々な情報が手軽に入るのであるから,雑誌は情報の正確性やネットでは入手できない情報を記事にするから価値があり購入に結びつくのだが,これでは心許ない。

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それはさておき,最新型(初代36mm,2代目40mmなので,38.5mmの最新型は3代目か)はムーブメントも初代より洗練されており,サイズ感も悪くない。

「悪くない」と書いたのは,率直に言えば36mmのほうが文字盤の内容を加味するとサイズとしては良いと感じているからだ。文字盤が印字で,インデックス+αという構成要素しかないので,38.5mmでも文字盤が以外と大きく感じる。ケースサイズを拡大した2代目の時点で,文字盤の中央部分を円形に凹ませるディテールを採用しているが,ギョーシェ彫りなどがあるわけでもないため,これだけで文字盤の「空き」を埋められているとは感じられない。

40mmの2代目と38.5mmの3代目では文字盤のサイズも異なっている。38.5mmでこれだとすると,40mmの文字盤は間延びしすぎていたのではないだろうか。

文字盤の情報量を増やした方が,38.5mmでも丁度良さそうなことを考えると,38.5mmは1815 up/downがベストなのかもしれない。

1815の各世代の比較については,海外サイトが詳しい。

www.deployant.com

www.hodinkee.com

リンク先では詳細な検討がされており,40mmモデルと38.5mmモデルでは,文字盤も変更されていることがわかる。

https://www.instagram.com/p/BgwCt1ugptA/

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裏面から,初代ランゲ1と3代目1815のムーブメントを比較する。

向かって右が初代ランゲ1,向かって左が3代目1815。どちらもケースサイズいっぱいまでムーブメントが詰まっているのが素晴らしい。初代1815はケースサイズに比してムーブメントが大分小さかった。

目を引くのは,1815のテンプが初代ランゲ1と比較して明らかに大きくなっていること。また緩急針の土台も大型化しており,エングレービングも面積が増加している。

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パテックフィリップ5396との比較。おおむねサイズ感は同様。5396のほうが構成要素が多いため当然詰まって見える。

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時計はこのぐらいシンプルで,あまりごちゃごちゃしていないほうが飽きが来なくてずっと使い続けられると思う。このあたりは好みではあるが,買っては売りを繰り返すのはどうも性に合わないので,長く(というよりずっと)使える時計を買うようにしている。

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 向かって左がパテックフィリップ5396,中央が1815,向かって左がランゲ1。

パテックフィリップの仕上げもいうことはないが,ランゲのムーブメントは一段上と感じる。

最新型の1815はサイズ感も改良されており,日本人の腕にもなじみやすい。シンプルなので悪目立ちすることもなく,並行輸入品であれば新品でもハイエンド時計としてはまだそこそこ(といっても100万円後半にはなってしまうが),極上のムーブメントがほしいという向きには一つの選択肢だろう。

有楽町 響

https://www.instagram.com/p/BfdU0-HgCw3/

忙しくて体調が完全とは言えなかったが,以前から予定があったため東京へ。

有楽町駅前の響で会食。

www.dynac-japan.com

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油がきつそうな天ぷらはなしにして,アルコール抜きでさっぱりしたものだけいただいた。

10年ぶりに会えた友人もあり,いろいろと盛り上がった。